しゃべんじゃーず#44「スターウォーズ特集」Ⅲ
前回のブログの記事はこちらです。
斉藤正伸さんの「スターウォーズ特集Ⅱ」↓
しゃべんじゃーず#44
スターウォーズ特集Ⅲ
休憩時間とオモチャの物販
新美正志さん、
斉藤正伸さんによるプレゼンの
前半戦が終わった後、休憩時間が
ありましたが、
その間、スターウォーズのオモチャの
物販も行われていたりもしました。
ルークのヘルメットのレプリカ
新美さんも売場に立って、対応します。
ちょうど、新美さんが
指差している↓
一番大き目の箱がありますが・・・
この箱、中身は
共和国軍のXウィングパイロット用の
ルークスカイウォーカーモデルの
ヘルメットです。
新美さんからこの商品は、
「日本では取り扱いがないそうで、
日本では買えないそうです。」
と紹介がありました。
「ハズブロ」社のプロップレプリカ。
花澤さんが「お高いんでしょう?」と
聞くと・・・
「¥17000。」と店主の関口さんが答えて
下さいました。
「安い!」「えぇっ!?」
「海外でしか手に入らないのに?」と
新美さん花澤さん柳生さんで口々に
言い合います。
確かにとても精巧な出来なので
17000円でルークになった気分が
味わえるのなら安いですね。
ホームスターR2-D2
そこへ、「しゃべんじゃーずアカデミー」の
ミャー内さんも物販の所に来て下さいました。
「R2-D2」の面白いオモチャを取り出して
披露して下さいました。
https://www.youtube.com/watch?v=QaS19nKznyo
こちらをなんと
「欲しい人居たら買ってくれますか?」
と¥1000でお譲りして頂けるとの事でした。
ケナー・ヴィンテージコレクション
他にも、柳生さんからは
「ケナー」という幻のオモチャ会社の
アメトイの解説もして頂けました。
「スターウォーズ」のアメトイと言えば
「ケナー」。
この「ケナー」という会社は
「ハズブロ」という別のオモチャ会社に
買収されて2000年に消滅したのですが、
往年のファンからすると、
「スターウォーズ」のフィギュアといえば
「ケナー」の3.75インチのサイズの
フィギュアだったそうです。
この「ケナー」が3.75インチというサイズを
考案し、スターウォーズのフィギュアを
爆発的ヒット商品として販売していました。
この名残りから「ハズブロ」は、買った
「ケナー」の製造法を継承し、同じサイズで
「G.I.ジョー」や「マーベルレジェンズ」など
さまざまなフィギュアを販売してきました。
「ハズブロ」から3.75インチのサイズの
オモチャが出ているのもこの
「ケナー」無しには有り得なかったという
事です。
そして、「スターウォーズ」の「ケナー」
への愛着を持つファンに向けて
「ケナー」の商標ロゴを入れて
ヴィンテージ商品が販売されるように
なったそうです。
ですから、2019年の春頃に出た
こちらの「ハズブロ」の商品にも↑
しっかりと、
「Kenner」のロゴがパッケージに
入っています。
あと、ネットフリックスでも
「ボクらを作ったオモチャたち」という
ドキュメンタリー番組があり、
第一話が「スターウォーズ」です。
ケナーのスターウォーズ商品が、
いかにヒットしたかや、
社員の方々がいろんな苦労を経て
スターウォーズの
オモチャを製作、販売、契約していた事を
楽しく紹介していますので、
おススメです。
イベント中、物販の所で販売されていた
フィギュアの数々。↑
「ローグ・ワン」に登場した
ヒロイン「ジン・アーソ」や
キャプテン「キャシアン」のフィギュアにも
「Kenner」のロゴが入ってますね!↓
2016年の映画のオモチャに
2000年に無くなってしまったメーカーのロゴが
入っているのが不思議な感じがします。
他にも、柳生さんが興味を示した商品が
この中の「ジャワ族」↓
EP4「新たなる希望」の最初の方で出てくる
ジャワ族。
C-3POやR2-D2がルークやオビ・ワンと
出会えたのは彼らと縁があっての事でした。
ドロイドやスクラップを集める
ジャンク屋的な宇宙人ですね。
といった感じで会場での
物販ブースのフィギュアについて
いろいろ紹介して頂いた所で、
このオモチャをお持ち下さった
中野ブロードウェイの
フィギュア専門店「ロボットロボット」
店長、関口千明さんによる、
「スターウォーズ」の
アメトイ紹介のプレゼンが
スタートしました。
関口千明さんのプレゼン
「アメトイ特集」でも、凄い
プレゼンを披露する事が出来る程に、
オモチャや、小さくてコレクション出来る物が
大好きな柳生さん。
この柳生さんに、フィギュア店の店長として、
スターウォーズ関連の様々なオモチャを紹介すれば、
きっと「スターウォーズ」の事も好きになって
もらえるかも、という事で、関口さんの
プレゼンがスタートしました。
中野ロボットロボット
こちら↓が関口さんが店長を努める
「中野ブロードウェイ」のアメトイ中心の
フィギュア専門店「ロボットロボット」の
お店の外観です。
こちらの「ロボットロボット」さんでも
「スターウォーズ」関連のオモチャを沢山
取り扱っているそうです。
ベーシックのオールド・ケナー
この「中野ロボットロボット」さんの
取り扱い商品の中でも関口さんが、
柳生さんに、まずは紹介したいと
仰っていたのがこちら↓
ベーシックの「オールド・ケナー」
と呼ばれる商品。
こういった商品が「スターウォーズ」のオモチャの
歴史の始まりだそうです。
↑こちらの写真の真ん中、上の
パッケージにもあるように
子供達が夢中になって遊ぶ商品だった
そうです。
ミレニアムファルコン
↑こちらは、フィギュアを入れるケース。
↓こんな感じに集めたフィギュアを大切に
並べて保管しておけるわけですね。
こちらはEP6「ジェダイの帰還」で
ルークの使用していたレーザーピストル。↓
エピソード4「新たなる希望」から
エピソード6「ジェダイの帰還」が上映されていた頃、
1977年~1983年まで
子供達はこのケナーのオモチャに親しんできた
という事だそうです。
ロボットロボットさんの実際の陳列棚に
置かれているスターウォーズのオモチャ達。↑
斉藤さんも「うわー!いいなー!」
と歓声を上げました。
スカウト・ウォーカー
↑写真の一番、左にあるのが「スカウト・ウォーカー」
ランコア
その右にあるのが、「ランコア」
柳生さんは、このモンスターが
よく分からなかったようなので、みんなで
解説しあう場面も。
花澤さんの「落ちてきた人を食べるやつだよ。」
の言葉に、柳生さんは一瞬、
「あ~!分かった。ボバ・フェットを食べる奴?」
と思い出した気がしかけますが、違います。
そっちはサルラック!
斉藤さんの「ジャバ・ザ・ハットの宮殿に居た・・・」
麻宮先生の「ルークが食べられそうになったじゃん」
と言う言葉にも、柳生さんは
「あ~、あのゴミ捨て場の・・・」と言ってまたも
違う方を思い浮かべてしまい、
「そっちはEP4!」と突っ込まれたりもします。
新美さんの
「緑色の肌をしたウーラって踊り子が落ちて
その後にルークも落とされるっていう・・・」
といったヒントも出ますが、
まだ、思い出せない様子の柳生さん。
一向にランコアを思い出せない柳生さんに
斉藤さんも「もう無理じゃないかな・・・」
と言って諦めかけますが、麻宮先生の
「ルークと戦って、こいつ(ランコア)が死ぬんだけど、
死んだ後に、こいつを可愛がっていた太っている
オッサンが凄い愛おしそうに泣くっていう・・・。」
「あ~~~~~~~!
思い出した!おったおった!
そのオッサン覚えてる!なるほど!」
とようやく、思い出した柳生さん。
他のみんなは、
「それで?!それで覚えてるの?!」
と驚いていました。
ここで、麻宮先生が、このランコアの名前を
「昔、ランカーと言わなかった?」
と確認しました。
斉藤さんは「ランカーって言ってた!」
と即座に返答します。
今では「ランコア」と
呼称されているようですね。
砂糖も子供の時に買った
ケイブンシャの大百科シリーズで
「ランカー」と記載されているの
を覚えていました。
こういう細かな、端っこに出てくるような
キャラクターやモンスターですら
フィギュア化して販売されてしまう、
というのが「スターウォーズ」の魅力
なんだと語る関口さん。
当時は、子供向けなので
買いやすかったそうなんですが、
今はプレミアムが付き、
お値段の方も大変に高価な物と
なったそうです。↓
アクリルケースに保管されている↑
スターウォーズ関連のフィギュア。
全部、1万円以上するものばかりですね。
凄い!
柳生さんは、
「イウォーク15000円!」
とコメントされましたし、
新美さんも
「R2-D2!35000円ですもんね!」
と驚いたようにコメントされていました。
この辺の商品は証明書などが付いていて
点数を付けてもらっている物だそうです。
貴重なアンティーク品という感じですね。
1978年~1985年にかけ、こうして
映画に登場したキャラクターは
一斉にオモチャとして大量に
出ますが、その後、全て出し尽くした
状態になると、一旦、商品化がストップします。
元になるコンテンツである映画が無いと
オモチャも出しようが無いわけです。
そして、そのまま10年近く空いてしまう事と
なりました。
そして、長い空白の時間を経て
出た次の商品がこちらです。↓
ザ・パワーオブザフォース
この↑画像がモニターに映されると、
みんな一斉に「懐かしい!」と
口々に言った商品群。
ザ・パワー・オブ・ザ・フォース
と銘打たれたシリーズ。
「しゃべんじゃーず」世代にとって
一番、馴染み深い
スターウォーズフィギュアが
コレかもしれないですね。
新美さんも斉藤さんも
「買ってた!」「これは、もうね。」
と仰っていました。
砂糖は子供の頃から
立体には興味がわかず、
こんなオモチャが出ているなんて
ことすら知らなかったです。(涙)
閉店してしまいましたが
千葉の浦安市にある
ロック&トイバー リバプールという
お店の壁に、このオモチャが一杯、
かかっていたと、柳生さんからも
コメントがありました。
サイズは、ケナーが産んだ
ベーシックと呼ばれる3.75インチですが、
オールドケナーと比べても造型が全然、
違っているそうです。
↑オールドケナーのフィギュアは
肩幅も狭くて丸みがあり、
可愛らしいです。
ところが、このパワーオブザフォースは
当時、マッシブでマッチョな感じが
流行っていた時代だった事から
どこか筋肉質だったり
ガッシリした体型のフィギュアが多い
そうです。
沼の惑星ダゴバで修行中のルーク
マッシブ系が多いという一例として
左上の方の陳列棚にかかっている↓
このヨーダの所で修行中の
ルーク・スカイウォーカー↓ですが
ヨーダを背負って、沼の惑星ダコバで
修行に明け暮れたルーク。
シャツの袖を肩までまくって腕を出してますが
やはり大胸筋が、ムキッてなってます。
マッシブでマッチョな感じですね。
オールド・ケナーのルークと比べても
体格が明らかに違います。
こちらは可愛らしい感じがしますね。↓
更に、このパワーオブザフォース
(以下POTF)は、
あの場面の時のあのキャラを?
みたいに同じキャラでも
場面に応じて衣装が変わった所などを、
異なるフィギュアにして出し、
沢山の種類があるそうです。
映画をしっかり鑑賞した人ですら、
「こんなの出てたっけ?」ってなる
商品もあるかもしれないです。
ロボットロボットさんの陳列棚に
かけられているこの↓商品群の中から
柳生さんが「よく分からない」という
キャラクターをみんなで
簡単に解説していく場面もありました。
スノー・トルーパー
まず、柳生さんは、この↓真ん中のフィギュアが
どういう物か全く分からないとの事でした。
EP5「帝国の逆襲」で、
冒頭、雪の惑星ホスの共和国軍基地に
攻め入ってきた帝国軍側の兵士で、
スノートルーパーだという事を
斉藤さんが教えてくれました。
やっぱり扱うキャラクターも細かい所を
拾ってきている感じがしますね。
雪の惑星ホスのルーク
このフィギュア↓は
雪の惑星ホスで
共和国軍の基地に居た時の
「ルーク・スカイウォーカー」です。
タスケン・レイダー
そして、スノートルーパーの下に
陳列されていたキャラクターは
「タスケン・レイダー」
EP2「クローンの攻撃」で
アナキン・スカイウォーカーが、
この種族に母親を殺されてしまい、
その事を恨んで
一部族みな殺しにしてしまったキャラ。
EP4「新たなる希望」では、
ルークがこのキャラに襲われオビ・ワンに
救ってもらう場面もありました。
いろいろな説明を聞いて柳生さんも
「あ~!思い出した!砂漠の民や!
スナイパーみたいな奴だ!」
と思い出してくれました。
「ア゛~ッア゛ッア゛ッア゛ッア゛ッ!」
という雄たけびを上げて柳生さんに
もっと鮮明に思い出してもらおうと、
斉藤さんが上手に真似てくれました。
新美さんは「似てる(笑)」と
言われましたが柳生さんからは
「それは分からんけど。」と言われてしまいます。
「何で分からないんですか。ピンと来てくれよ。」
と言う斉藤さんは、またも何処か悲しげでした。
ランコアの飼い主マラキリ
陳列棚の一番左下の所に居た、
この半裸で少しお腹の出てるおじさんこそ、
先ほどのランコアが死んで泣いてしまった
「マラキリ」というキャラクターです。
といった感じで、こんな細かい所の
キャラクターまでフィギュア化
されているんですね。
パッケージの赤と緑
このPOTFというシリーズの
パッケージの斜めに走っている
緑や赤の輝くラインは、
どうやらライトセイバーの光を
イメージしているようです。
最初は赤のベイダー卿が
使用している赤のライトセイバー
の色のみだったそうですが
スターウォーズ生誕20周年を機に
緑色のルークが使用する
ライトセイバーの色の
パッケージが出るようになった
そうです。
ファンも楽しみながら
コレクション出来るような
パッケージングですね。
ドロイドの足
「POTF」シリーズの話が進んで、
この画像が映し出され、↑
このシリーズの
スターウォーズフィギュアの
オマケにはいろんな種類が
あったんですよ。という話に
移っていきました。
と、ここで、その前に
R2-D2などのドロイドの
フィギュアが写っていたからか、
柳生さんから質問がありました。
「ドロイドってさ、
3本足のやつと、2本足のやつが
居るやんか。何か違うの?」
C-3POなどの2本足のドロイドは
プロトコルドロイドと言って、
通訳機が多いそうです。
知覚種族どうしのコミュニケーションを
補佐する為に設計されたそうです。
R2-D2の3本足のドロイドは
アストロメク・ドロイドと言って
修理、整備、操縦補佐等の作業をする
自動制御のドロイド。
スターウォーズに詳しい
新美さんからR2-D2の種類の
「アストロメク・ドロイド」
について詳しい解説がありました。
このアストロメク・ドロイドは
リモコンで動いてる時と、
中に人が入っている時とで見分け方が
あるそうです。
3本足が地に付いている時はリモコンで、
2本足で動いている時は、人が中に
入っている状態なんだそうです。
ケニーベイカーという人が
入っていたそうです。
麻宮先生からも、
EP4「新たなる希望」でR2-D2が
2本足で階段を下りるシーンが
あり、あのシーンのR2の中には
「中の人」が入っていた事を
教えて頂けました。
↑ミレニアム・ファルコン号に
みんなでこれから乗り込もうとする
シ-ンです。暗くて分かりにくいけど
確かに左右に揺れ動きながら
階段を「ヨイショ、ヨイショ」と
降りるR2-D2の姿が確認出来ます。
POTFがマッチョなのはヒーマンの影響?
更に、ここで客席の方から質問が
ありました。
この「POTF」というスターウォーズの
フィギュアシリーズが出ていた当時、
マッチョな作りのフィギュアが
流行っていたという話ですが、
これは、「ヒーマン」という
ヒーローのオモチャの影響ですか?
という質問でした。
関口さんからは
「あると思います。」との事でした。
「マスターオブザユニバース」という
シリーズで80年代のアメリカの
チビッ子達を夢中にさせたという
オモチャのヒーローだそうです。
「ケナー」社の「スターウォーズ」の
オモチャの大ヒットに
対抗心を燃やしながら「マテル」社が
「ヒーマン(男の中の男)」という
マッチョなヒーローを開発して、
TVアニメと共に大成功をおさめました。
この歴史については、
やはり、「ボクらを作ったオモチャたち」
のシーズン1の3話「ヒーマン」の章に詳しいです。
ドルフ・ラングレン主演で
「マスターズ超空の覇者」
というタイトルで映画化もされたのですが、
こちらはコレジャナイ感がハンパない失敗作で
残念ながら大コケしてしまったそうです。
この「ヒーマン」こと、
「マスターオブザユニバース」という
シリーズこそ、マッチョなオモチャが
ヒット商品となる!事を発見し
切り開いて行った先駆的な
オモチャ商品だったみたいです。
スターウォーズに対抗して
生み出された物のようなんですが、
逆に今度はスターウォーズの方も
影響されてフィギュアをマッチョ化したのでは?
という事のようです。
ただ、ヒーマンが絶好調だった時は、
1986年位までだったそうです。
その後、売上げがガクンと
落ちてしまった事を考えると
スターウォーズの、このPOTFシリーズが
出ていたのは1995年頃とのですので
関連性があるかは少し分からないかも。
との事でしたが、
当時、マッチョなフィギュアが子供達に
影響し、それがこの時分のスターウォーズの
フィギュアにも反映したかも?というのは
あったかもしれない、との事でした。
この時点での柳生さんの気持ち
ここまで話したところで、
関口さんから柳生さんに若干、
探るように質問がされました。
「・・・で、
(スターウォーズのフィギュア等を)
・・・集めたく・・なってきましたか?」
と聞かれ、斉藤さんからも詰め寄るように
「どうですか?玄ちゃん、どうですか?」
と聞かれましたが
「・・・んっとね。
・・・全然、別に今の所は・・・」
と若干、険しい表情で返答されました。
やっぱりまだ・・・難しいようです。
ただ、まだ今の所は。との事なので
ここからまた好きになれる所が出てくる
かも知れませんので、という事で、
プレゼンが続行されていきました。
ベーシックフィギュアのコムテック
1999年にEP1「ファントム・メナス」が
上映された時、スターウォーズのフィギュア
といえばという事で、関口さんが
用意してきたのがこちら!↓
斉藤さんも「こ~れは世代だわ。モロ世代。」
とコメントした、このシリーズ。
「コムテック」シリーズというフィギュアです。
フィギュアに付いているオマケのチップを
あるアイテムを通して使うと
そのフィギュアのキャラクターの話す声が
聞く事が出来る!という物です。
今回は、手始めに、ワトーのフィギュアのチップで
実践してみました。
ワトーといえば、アナキンを奴隷扱いしていた
ズルいジャンク商人ですね。
ここで、このアイテム↓が登場。
このアイテムが登場した時、
斉藤さんは
「これ懐かしい!本当に懐かしい!」
と歓声を上げていました。
「エレクトロニック・コムテック・リーダー」
このアイテムに、先ほどのフィギュアに
付いていたオマケのチップを乗せると
フィギュアのキャラクターの声が
スピーカーから聞く事が出来るんです!
早速、ワトーで試してみた所、
「Don't get me wrong, no. 」
(悪く思うなよ。)
「Sebulba there is going to win, I think.」
(けど、セブルバが勝つと思うぜ。俺は。)
みたいなワトーの台詞が・・・。
では、今度は、という事で
チップを変えて聞いてみたのですが
何度取り替えても
ワトーの声が聞こえてきます。
?!?!?!?!
設定をリセットして、
「ダース・モール」のチップを乗せてみたのですが
やっぱりまた、
「Don't get me wrong, no・・・」
とワトーの声が・・・
何回、試してもワトーが他のキャラに
変えても押しのけてくるように
自分の存在を主張してきます。
これには、会場も笑いが起こっていました。
その時のみんなで四苦八苦する
愉快な様子がこちらになります。↓
「No money.No parts. No deal.」
「金が無いなら、パーツは無し。取引も無しだ。」
って台詞を言ってから
あとは、「悪く思うなよ」とか「セブルバが~」
の繰り返し。
一瞬、別のキャラクターの声が
聞こえた時もあったんですが、
すぐにワトーが戻ってきて
「セブルバが勝つと思うぜ俺は。」
と言ってきます。
これには斉藤さんも
「ワトー強(つよ)。(笑)」とコメント。
面白かったし、
みんなで楽しく笑いあえたのですが、
関口さんが伝えたかったコムテックの
楽しさが正確に伝えられなかったかも
しれず、少し残念ではありました。
コムテックでチップを読み取るには、
少し扱いが難しいみたいです。
パッケージ越しだったからという事も
あったかも?
でも、新美さんも斉藤さんも
このコムテックは、買って持っていた
との事でした。
砂糖は、まっっったく知らなかったので
驚きでした。
こんな楽しそうなオモチャで遊んでた
なんて羨ましかったです。
「これは手にした人はかなり、
多いんじゃないかな。と思います。」
と関口さん。新美さんから、
「買った方、因みにどれ位いらっしゃいますか?」
と会場に質問すると、結構、
手を挙げた方がいらっしゃったようです。
このシリーズはオビワンが大人気で
売り切れて全くお店に無かった事を
覚えているという斉藤さん。
どういう訳か、
グワイ・ガン・ジンの方は
たくさん、売れ残っていたそうです。
グワイ・ガン・ジンの方が
カッコよかったのにと柳生さんは
不思議がっていました。
更新されていくスターウォーズフィギュア
パワーオブザジェダイ
話変わって、お次は
EP2「クローンの攻撃」が
上映されたばかりの頃のシリーズ
「パワー・オブ・ザ・ジェダイ」
このシリーズから
パッケージも大きく変わり、
ギミックなどのオマケも様々な物が
付くようになったそうです。
台座が付いたりだとか。
砲口から出る炎が付いてたりとか。
フィギュアのサイズ自体は
これまで通りだそうです。
ただ、明らかに造型の質が
これまでの物より優れているのだとか。
クローンの攻撃
↑こちらは、EP2「クローンの攻撃」が
上映されていた頃の商品。
シスの復讐
↑こちらは、EP3「シスの復讐」が
上映されていた頃の商品。
パッケージの作りがダースベイダーの
マスクのような形になっていますね。
棚の右上の方に「金色のR2-D2」を
発見して、指摘する柳生さん。
実は「R4-G9」と呼ばれる
アストロメクドロイドでした。
「R4-G9」の下にかかっていた
「ジャンゴフェット」を見て
「首がポローンって取れた人や。」
と柳生さん。
何と、磁石で首がくっついていて、
ちゃんと映画のように首が取れるような
仕組みになっているフィギュア
なんだそうです。
他にも、アナキンのフィギュアで
ちゃんと、腕が取れるバージョンも
あったりするのだとか。
斉藤さんは、そのバージョンを
持っていたそうです。
そして、ネタバレにならないよう
映画公開後にその腕が取れる
アナキンのフィギュアは
発売されたのだとか。
詳しい客席の方が
解説して下さいました。
サーガ・レジェンド&
トリロジー・コレクション
EP3「シスの復讐」が終わっても
フィギュアのシリーズは途切れる事なく
出続け、2007年頃、スターウォーズ
30周年記念に出たサーガ・レジェンズ
というシリーズも出ました。
上の横1列は↑トリロジーコレクション
と呼ばれるシリーズ。
RA-7↑というドロイドのフィギュア。
柳生さんは全く分からないとの事
でした。
EP4のジャワ族のサンドクローラーの
中に居たプロトコル・ドロイド
です。特に居ただけで
話しもせず、一瞬だけ
映った位なドロイドだった
気がします。
そして、「あ、可愛いのがおるな。」
と柳生さんが可愛さに引き込まれたのが
こちら↓
EP1「ファントム・メナス」の
アナキンの故郷で
ポッドレーサーを
整備していたドロイドで
ピット・ドロイドだそうです。
クローンウォーズ(アニメ)&
スターツアーズ
↑こちらの左側が、
「クローンウォーズ」の
アニメシリーズのフィギュア化商品、
右側が「スターツアーズ」シリーズ
東京ディズニーランドの3D
アトラクション、スターツアーズ。
www.tokyodisneyresort.jpその中に登場する
キャラクターをフィギュア化した
物だそうです。
まさかディズニーランドの
アトラクションの物までフィギュア化
されているなんて、斉藤さんも
驚かれていました。
ヴィンテージコレクション
2010年くらいから
ヴィンテージコレクションという
シリーズが出ているそうです。
上の画像の一番、上の列の商品ですね。
この辺り↑のオモチャが今は
一番、売れているそうです。
左↑が80年代に出ていたケナーのオモチャ。
右↗が今、出ているヴィンテージの方。
ケースのカード(厚紙の部分)の
プリントされているデザインを、
旧ケナー社から出ていた頃の物を
模して、社名のロゴも入れている
シリーズだそうです。
でも、中のフィギュアの造りは
今の方が精巧ですね。
休憩時間の所でも話が出ましたが、
柳生さんの好きな
「ローグ・ワン」からもこの
ヴィンテージコレクションとして
フィギュアが出ているそうです。
これが、今後、スターウォーズの
フィギュアのベーシックな物に
なっていくだろうとのご紹介でした。
しゃべんじゃーずの皆さんの手にも
現物が渡っていき、
観覧席の皆さんにも見えるように
掲げて見せてくれたりしました。
「ジン・アーソってこういう字
書くんや。(Jyn・Erso)」
ローグワンの主人公の名前のスペルに
注目する柳生さん。↑
これは、昔からスターウォーズが
好きで、今も追いかけて
見続けている人に向けて
販売している商品のように思えました。
そしてそれが一番売れていると。
きっと、カードのデザインを
「80年代のあの頃」にしているのも
オッサンホイホイ的機能
を狙っての物かもしれないですね。
EP7「フォースの覚醒」
↑の画像の右下の方にあったのが
最近の映画シリーズ
EP7「フォースの覚醒」のシリーズ。
↑これは、
オマケが付いているようです。
オマケを集めて組み立てると
何かが完成するという
「ビルドフィギュア」というタイプの
オマケですね。
でも・・・揃えて組み立てても
何が完成したのか砂糖には、
よく分からなそう・・・です。
EP8「最後のジェダイ」
また、更にパッケージが
白地のボードの物に変わり
「最後のジェダイ」のシリーズ
で販売されているのがこちらです。↓
「FORCE LINK(フォース・リンク)」
このフィギュアのパッケージの
左下に書いてある
「FORCE LINK」(フォースリンク)
は何を指すのかというと、
「コムテック」の時のようなチップが、
フィギュア内に入っていますよ、
という事だそうです。
まずは、別売りのデバイス
「フォースリンク」を購入します。
↑この何処か、
「ストレンジャーシングス」を思わせる
パッケージのオモチャを買います。
↑買ったデバイスを手に装着して
フィギュアに触れると声がします。
更に、デバイスをタップしたりすると、
別の声を発したりするようです。
Star Wars - Force Link Action Figures: Check Out These Hints & Tips!
デバイスの設定を
「バトルモード」にして
フィギュアを手に持って振ると、
ライトセイバーの
「ピシューン!」て起動音や、振る時に鳴る
「ヴォーン、ヴォン、ヴォン」って音がしたり、
銃を持つキャラを持って振ると
「バキューン!」って音が鳴ったりします。
スマホに専用アプリをダウンロードして
ブルートゥースでデバイスと繋いで、
キャラの音声や情報を更新したりも
出来るみたいです。↓
オモチャも日々、進化してるんですね。
柳生さんもこれには
「ほー面白いなそういうの。」
と仰っていました。
「スカイウォーカー・サーガのゴールドカラー」
&「ギャラクシーアドベンチャーズ」
「ゴールドカラー」
↑の画像の下に並んでいるのは
「スカイウォーカー・サーガの
コメモラティブエディション(記念版)
ゴールド2パック」
ハズブロが手をかえ品をかえ
商品を売ろうと出してきた物の
中の一つです。
金ピカでキラッキラしています。
「全員、カーボン状態になってるよ。」
と柳生さん。
記念版という事で少し
特別感を出そうとしたフィギュア
なのかもしれないです。
関口さんによると、
おそらく、元の金型は
「ヴィンテージ・コレクション」の物を
使っているのでしょうとの事でした。↓
「ギャラクシー・オブ・アドベンチャーズ」
↑の画像の上の方に置いてあった
筒状のパッケージに入っていた
フィギュアは、
「ギャラクシー・オブ・アドベンチャーズ」
というアニメのフィギュア化商品。
これまでのスターウォーズ作品を
新世代のチビッ子達にも入りやすいよう
親しみやすい絵柄のアニメで
1分強くらいのダイジェスト方式で紹介する
アニメ作品です。
Youtubeのアニメ。↓右上の再生リストに
39作品もあります!絵が可愛いです。↓
www.youtube.comこちらは、「ファン・ファクツ」
スターウォーズの「豆知識集」です。
世界観やメカ、キャラクターを
アニメを交えて伝える子供向けの
キュレーション動画っぽいもの。
再生リストに38個も動画があります。↓
このアニメのフィギュア化商品です。↓
「レトロコレクション」
関口さんのプレゼンの最初の方で
お話されていた「オールド・ケナー」
ですが、貴重なお宝状態になって、
高額な値段で取引きされていましたね。
ですが、
このフィギュアも、リバイバル商品として
「レトロ・コレクション」と銘打たれ、
購入しやすい値段で販売されているそうです。
フィギュアの顔の作りこみが
いまいち人の顔になってない所に
レトロさを感じますね。
でも、そこがいい。というファンも
いるみたいです。
パッケージがちゃんと劣化して
剥げや汚れが付いてるのを再現した
プリントがなされてる点も
芸の細かいところですね。
マンダロリアンのフィギュア
最後に関口さんが
紹介して下さったのが、
こちらです。↑
スターウォーズのフィギュアというと
ケナーの3.75インチのベーシック
というサイズですが、こちらは↑
6インチのサイズのフィギュアです。
ブラックシリーズというシリーズの
フィギュアです。
海外ドラマ「マンダロリアン」の
マンダロリアンのフィギュアが、
もう出ているそうです!
しかも、このフィギュア、↑
カーボナイズ(グラファイト)加工された
ものだそうで、独特な光沢があります。
アメリカ本国では販売開始から
数時間で売り切れてしまったのだとか。
レア商品の為、同シリーズの中でも
¥14850と、少し割高です。
マンダロリアンの主人公を
再現したフィギュアですが、
名前がまだドラマ内でも
明かされていません。
「マンドゥ」と蔑称っぽく
呼ばれているそうです。
主人公の名前はまだ、不明な為、
商品名も「マンダロリアン」と
なっています。
同じく「マンダロリアン」に登場する
戦闘ドロイド「IG-11」です。
柳生さんは、
「ブリキの兵隊みたいで可愛いね。」
と仰っていました。
砂糖もこのドロイドが動いて
活躍する所をドラマの中で
早く見てみたいです。
関口さんのプレゼン終了。
という事で、関口さんによる
「スターウォーズ」関連のオモチャは
一通り紹介し終わりました。
関口さんからは、
「柳生さんも、こいつカッコいいやん。
とか、こいつ可愛いやん。という所から話に
入っていけるんじゃないのかな、
と思ってます。」
といった言葉で締めくくられました。
花澤さんから「柳生さんは、どれが可愛い?」
と言われて、ジャワ族のフィギュアを
掲げられたのを見て「それ可愛い。」
と仰っていました。
柳生さんは、
「けど、ワシR2も好きやで。」
ともコメント。
R2-D2が砂漠で勝手にどんどん、
何処かへ行ってしまおうとする
のに対してC-3POが「もう勝手にしろ」
と漫才のように言いあう
やり取りがとても好きなんだそうです。
この二人組みの漫才コンビ感は
楽しいですね。
関口さんのプレゼンは以上です。
「中野ロボットロボット」には
紹介されたフィギュアやオモチャは
だいたい置いてあり、
販売しているそうですので
是非、遊びに来て欲しいとの
事でした。
砂糖もアメコミの古本を買いに
中野ブロードウェイの「まんだらけ」に
行くのですが、訪れた際は、
こちらのロボットロボットさんにも
立ち寄りたいと思います。
しゃべんじゃーずの
アメトイ特集と、今回の関口さんの
プレゼンで、これまで全部
同じに見えたオモチャやフィギュアの
違いや特徴が見えてくるようになり、
楽しめるようになってきました。
パッケージのデザインも本当に
いろんな種類があるんですね。
スターウォーズだけでも、
こんなにも多くの種類と歴史が
あって、面白い!と思いました。
しゃべんじゃーずと
関口さんには感謝です。
物販の様子
関口さんがお店から
会場に持って来てくださった
物販の商品です。↓
今回、教わった商品がいくつも
ありますね。
どれも、見てるだけで楽しくなります。
砂糖は、この中から、
タカラトミーから出ている
「メタコレ」というシリーズの
BB8を購入しました。
起き上がりこぼしなBB8。
コロコロ転がしながら遊ぶ事が出来て、
とても可愛いです。
指でつついてコロンコロンてさせるの
楽しい♪
関口さんのプレゼンレポートは
以上になります。
ここまでお読みくださり、
ありがとうございました。
麻宮騎亜先生のプレゼンについて
スターウォーズ特集Ⅳ
麻宮騎亜先生のプレゼンのレポートに
続きます。・・・としたかったんですが、
とても面白いお話が一杯、聞けて、
お伝えしたい事も沢山あったんですが、
麻宮騎亜先生のプレゼンの内容が、
だいぶ、内容が公開してはいけない物が
多かった為、レポートは今回
無しとさせて頂く事にしました。
これは、しゃべんじゃーずを直接、
見に来た人達だけに披露してもらえた
特別なプレゼンだったという事に
させて下さい。
今回のイベントを機に
いくつかコミックを砂糖も改めて
購入したりしました。
↑超絶美麗な作画で
スターウォーズの映画の内容を
しっかり描き起こされている
コミックでした。
内容も端折ることなく、
でも簡潔に整理されていて、あの
2時間強もある映画の内容が
160ページで丁寧に納まってます。
正直、ファントムメナス以降の
続編が読めないのが残念ですね。
巻末のラフスケッチ集も見ごたえがあり、
先生の制作に携わった時に感じた事などが
書かれていて、読み応えがありました。
↑こちらは、「スターウォーズ・テイルズ・11巻」
という短編集です。
この中にも麻宮騎亜先生の
手がけた作品があってキンドルなどでも
読む事が出来ます。
タイトルは「PREY」(獲物)
ボバ・フェットとダースベイダーの
対決を見る事が出来ます。
あとは、麻宮先生はスターウォーズの
プロップレプリカを収集しておられ、
メーカーをいくつかご紹介して下さったり
お持ちの品や、こんなレプリカが
あるんですよ。というようなお話を
して下さいました。
と言うわけで今回の
しゃべんじゃーず#44
「スターウォーズ」特集のレポートは
以上です。
ここまでお読みくださり、
ありがとうございました。