しゃべんじゃーず#44「スターウォーズ特集」Ⅰ
2019年11月29日20時00分
しゃべんじゃーずの
「スターウォーズ特集」の観覧に
行ってまいりました!!
- しゃべんじゃーず#44「スターウォーズ特集」Ⅰ
- しゃべんじゃーずスターウォーズ特集プレゼン
- 新美正志さんのプレゼン
- THE WORLD OF STAR WARS~前日譚と後日譚~
- 「クローンウォーズ」関連作品の整理
- その他のスピンオフTV作品
- メインエピソードに関係しているスピンオフのエピソード
- スターウォーズの小説
- 無かった事になった非正史のエピソード
しゃべんじゃーず
#44「スターウォーズ特集」Ⅰ
実際に会場で行われた
イベントの様子が見られる動画↓はこちらです。
www.youtube.com ブログでは伝えられない実際の会場の
盛り上がる様子や楽しい雰囲気が
見る事が出来ますので是非、ご視聴を!
前説
今回の特集コンセプト
いつもは、主宰の
柳生玄十郎さんによる、
アメコミの魅力を伝えるプレゼンが中心の
しゃべんじゃーずですが、
今回は他のメンバー&ゲストが
柳生さんに「スターウォーズ」の魅力を
伝えるぞ!というコンセプトで
行われたイベントでした。
「スターウォーズ」シリーズは
「ハン・ソロ」以外、全シリーズ見ている。
けれども、全く興味が沸かない、
好きになれないという
柳生玄十郎さん。
果たして、しゃべんじゃーず&ゲストの皆さんは
スターウォーズの魅力を柳生先生に伝える事に
成功するのでしょうか。
登壇メンバー
いつものメンバー新見さん、花澤さんと・・・
今回もいつものようにしゃべんじゃーずメンバーが
プレゼンを行ってくれました。
念願のスターウォーズ特集が行えて
嬉しい新美さん。
スターウォーズのフィギュアは
ダースベイダーだけは、一杯持ってる
フィギュア大好き花澤さん。
斉藤さんが遅刻してしまった事から
急遽、ピンチヒッターとして
フリーエージェントKAIさんが登場し、
前説の時にMCを務めてくださいました。
砂糖はKAIさんの活躍を生で見るのは
始めてだったので貴重な観覧と
なりました。
ゲストのお二人、
関口さん麻宮騎亜先生
他にも、今回は
ゲストが二人登場します。
中野ブロードウェイにある
フィギュア専門店「ロボットロボット」
http://www.robotrobot.com/hub/
以前、よくここで、しゃべんじゃーずの
イベントが行われていました。
Youtubeでもこのお店でトークライブが
行われている様子が見る事ができますね。
そこで店長をしている関口さん
https://twitter.com/1125344と、
日本のマンガだけでなく
「X-MEN」「ヘルボーイ」などのアメコミや、
「スターウォーズ・ファントムメナス」の
コミックも手がけた「麻宮騎亜」先生。
https://twitter.com/kia_asamiya
このお二人からもスターウォーズの魅力を
お話していただきました。
お二人ともスターウォーズに因んだ
ファッションを着ていらっしゃいました。
関口さんはR2-D2パーカー。
フードを被り、ジッパーを閉じると・・・
こんな可愛い感じに変身!
R2-D2状態になった姿を
披露して下さいました。
https://buyee.jp/item/yahoo/shopping/acomes_43824?lang=ja
麻宮先生はダースベイダーに因んだ
服で統一していました。
少しシャッターチャンスを逸したのですが
靴もしっかり赤と黒の帝国軍を思わせるシューズを
履いている所を見せてくれました。
今、アディダスではスターウォーズとの
コラボを行っているそうです。
https://shop.adidas.jp/campaign/starwars/
麻宮先生はそのシューズを履いてこられていました。
クレイジー1スターウォーズ・ダースベイダー
https://shop.adidas.jp/products/EH2460/
スーツもよーく見ると、ダースベイダーの
顔がプリントされていましたし、
ネクタイもライトセーバーがクロスした
模様で、全身スターウォーズフルコーデ!
柳生さんからは「どんだけ好きなんすか!」
と突っ込まれていました。
ネットで見てノリで買ってしまったものの
届いた品を見て、「いつ着ればいいんだ・・・」
となってしまったそうです。
でも「今日の為に買ったに違いない」
ジェダイの神様が
フォースが自分を導いたのだと先生は仰っていました。
柳生さんはスーツ姿の麻宮先生を見るのは
始めてだったそうです。
新宿FLUX提供のスペシャルメニュー
「新宿FLUX」では、
しゃべんじゃーずイベントが行われるといつも
スペシャルメニューが提供されます。
今回は↑の写真の通り。
フードとドリンクが各2点、
計4点のメニューが出ていました。
BB8大福
アイスクリームを牛皮で包んだ
雪見大福を雪だるま状に積み、
ブルーベリーアイスを頭に付けた物。
お皿の淵にはマンゴーピューレが
螺旋状にペーストしてあって
BB8が回転しながら動く様子が
表現されてました。
マンゴーピューレに付けて食べると
とても美味しかったです。
ジェダイorシス
すいません、結構食べちゃってから
撮った写真なんでポテトの量少ないですが
本当はもっとポテトは多く盛られています。
緑のアボカドソースがジェダイ側、
赤いチリソースの方がシスの
ダークサイドを表しています。
どっちを付けて食べても美味しかったです。
と思っていたのですが、柳生さんが麻宮先生に
「ジェダイとシスって均衡を保ったりするの?」
と質問しましたが、「しません。」
とキッパリ否定されてしまいました。
↓こうやって均衡を保つ遊びを
したかったですね・・・。
(写真は2019年4月25日エンドゲーム前夜祭の時のもの)
スカイウォーカーの夜明け
レモンとライチを搾って
よーく混ぜると↓(麻宮先生が実践中)
ちょっとだけ色が明るく変わります。
「夜明けや・・・」と
柳生先生は呟きます。
前に「日本の」を付けて
語尾を「ぜよ」にしていれば
坂本竜馬っぽかったかも。
麻宮先生も柳生さんも飲んだ時に
驚いたように「これメッチャ美味い!」
とコメント。砂糖も飲みましたが
本当に美味しかったです!
ポーダメロンソーダ
ポーダメロンの名前から取った
ドリンクメニュー。
要するに只の↑メロンソーダだそうです。
生ビール
最後に新美さんがしっかりと笑顔で
「生ビールでーす!」
と生ビールも注文できる点を
アピールして下さいました。
その他のメニュー
そのほかにもいつもお店で出している
メニューも注文可能でした。
プレゼンが行われている最中でも
手をあげればスタッフさんが駆け寄り
注文を取ってくれます。
デッドプールなどでおなじみ「チミチャンガ」や
「世界のスピルバーガー」というハンバーガーなど
「FLUX」のフードは本当に美味しいです。
少し価格は高めかもしれませんが、
本当に本当に美味しいんです。
しゃべんじゃーず以外の日でも
映画の半券を持ってお店に行くと
ドリンク無料などのサービスもありますし、
店員のスタッフの方々も気の利くいい方達ばかりです。
おススメのお店です。
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13218688/
https://twitter.com/Shinjukuflux
スターウォーズ特集スタート!
ドリンクを片手に乾杯。
いつもの通り、
柳生さんの「しゃべんじゃーず・・・」
の掛け声の後に皆で一斉に
「アッセンブルー!」と叫んで
乾杯しました。
斉藤さん遅刻の末、到着。
乾杯を終えてプレゼンの為に
各メンバーが椅子の準備をしている
所で、突如、花澤さんが叫びます。
「なんか変な人来た!変な人来た!」
変質者が突如乱入したかのような
騒ぎようでしたが、
斉藤さんが遅れて到着しただけでした。
客席に頭を下げ、振り向くと・・・
「ああああ!KAIさん!」
自分の代わりにKAIさんが代打で
進行役をしてくれていた事に驚く斉藤さん。
若干、あきれ気味で落ち着かせようとする
KAIさんから、特集が
どこまで終わったかを確認して、
MCを引き継ぐ斉藤さんでした。
ここからいよいよ、しゃべんじゃーず
スターウォーズ特集が始まります。
しゃべんじゃーず
スターウォーズ特集プレゼン
新美正志さんのプレゼン
新美さんのプレゼンは
まず、基礎知識を
ザックリ復習した後に
各メインエピソードの合間に
外伝やスピンオフ作品が細かく存在し、
それがメインストーリーだけ追っていても
分からない所がある点などを紹介して
下さいました。
面白かったです!
ジョージルーカス監督
「スターウォーズ」といえば
このジョージルーカス監督。
この方が1977年にスターウォーズを発表した
という事は皆さんご存知の通り。
柳生さんがここでご自身の印象を
語ります。
「昔、テレビのCMで見た事のある人や。」
「なんかのCMに出てましたよね。
あ。パナソニックのCMに出てたんですよ。」
https://www.youtube.com/watch?v=DwxeE3jIt5A
いや、確かにそうですけども・・・。
新美さんは逆に世代なのか、このCMの件は
ご存じなかったようで驚いておられました。
スターウォーズの監督というより、
なんかのCMに出てた人。
その認識の方が先にたつという印象のようです。
偉大な映画監督という感じではなさそう・・・。
柳生先生にスターウォーズの興味を持ってもらうのは
難しそうな気配がいきなり漂いはじめています。
オリジナル・トリロジー
まず、ジョージ・ルーカスが
3年ごとに製作した、
「オリジナル・トリロジー」
と呼ばれる3つの作品群を振り返ります。
ちなみに3つめの作品は、
「ジェダイの帰還」と新美さんは
モニターでは記載しましたが、
公開当初は
「ジェダイの復讐」だったそうです。
というか、砂糖は世代だったので
確かにそうだったことを覚えています。
子供の頃に買った「ケイブンシャの大百科」
ここでも「ジェダイの復讐」と
「復讐」と記載されています。↓
いつの間に「帰還」になったんだ
と思ってたんですが・・・
アメリカではルーカスがコロコロ
考えを変えてしまい、
「リベンジオブザジェダイ」という
副題にしていたのを、
「高潔なジェダイは復讐なんてしない。」
と考え直し、公開直前にすぐ
「リターンオブザジェダイ」と
副題を変更してしまっていたそうです。
日本ではいろいろグッズや、パンフなど
に「復讐」というタイトルが印刷されたりして
準備が進んでしまっていた為、20年もの間、「復讐」
というタイトルのまま世に出ていました。
ですが、1997年「特別篇」が出た時を契機に
「帰還」に副題が変更されたそうです。
「復讐」のタイトルを刷り込まれていた麻宮先生は
「帰還」では確かにあるのだけども、
何か引っかかったような感覚があったようで
少し戸惑われたと、コメントされていました。
オリジナル・トリロジーの主な
登場人物。↑
この辺はもう皆さんご存知ですよね。
ルーク・スカイウォーカーが
悪の帝国軍と宇宙で戦うお話です。
という事でパッと映してすぐに
次の画像に移っていきました。
プリクエル・トリロジー
1999年公開の第一作から新たに
始まった「プリクエル・トリロジー」。
プリクエルというのは「前日譚」
という意味と言う事で、
「オリジナル・トリロジー」3部作は
スターウォーズサーガ全体の4~6話めで、
この「プリクエル」は、
1~3話「オリジナル・トリロジー」の
過去篇として製作されました。
ここでも副題のタイトルについても
少しだけ触れられました。
「ファントム・メナス」を直訳した
「見えざる脅威」という副題になるかも?
という噂話もあったそうですが、今の
英語のタイトルに落ち着いたそうです。
麻宮先生は、この副題が英語の方が
好みのようだったので、いろいろ
言いたい事があったようですが・・・
プリクエル・トリロジーの
主な人物紹介。
オリジナル・トリロジーの主人公
ルークの宿敵にして実の父こと
「ダース・ベイダー」
アナキン・スカイウォーカーの物語という
事になっています。
ここも、
「はい次に行きます。みなさん御存知でしょ?」と
新美さんにすぐ画面が切り替えられそうに
なりますが、みんなが
「え?え?ちょっと待って、もう少し詳しく」
となったので、
ここで、柳生さんが見たはずだけど、
印象が薄くて誰だっけ、この人・・・
ってなっているキャラクターを少しだけ
復習していきました。
「ヌート・ガンレイ」
通商連合の総督。
プリクエル3部作に全て登場しているキャラクター。
金の亡者で権力争いに執着し、
共和国に反旗を翻す分離主義者側に
なってしまった人です。
持てる交易網と私設軍隊を権力欲から
ダース・シディアスに悪利用されてしまう人。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/38187.html
「ドゥークー伯爵」
共和国軍に反逆する分離主義者のリーダー。
シスのフォースの使い手。
「クローンの攻撃」のラストで
ヨーダと壮絶なフォース戦を
繰り広げた人。
ライトセーバーの柄の部分が
少し傘みたいにクッとカーブがかかって
いるのが印象的でした。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/41818.html
「ベイル・オーガナ」
密かなキーマンと言う事で
新美さんが取り上げた人物です。
「オリジナル・トリロジー」に
「レイア・オーガナ姫」というお姫様が
ヒロインとして登場しますが、
ベイル・オーガナは、
彼女の育ての親にあたります。
「プリクエル・トリロジー」の3作目、
「シスの復讐」のラストで
アミダラ女王ことパドメが産んだ娘
を引き取ったのが彼です。
この娘がレイア姫だったと言う事です。
プリクエルの2.3作目でパドメと
仲の良かった人だったという事で
彼がレイアを預かる事となりました。
レイアがパドメの娘である事が
知れぬよう、彼の苗字を使って
「レイア・オーガナ」と名乗るようになります。
https://starwars.fandom.com/ja/wiki/%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%8A
シークエル・トリロジー
これが今、現在進行中のシリーズ
「シークエル・トリロジー」
「シークエル」というのは「続編・後日談」
という意味だそうです。
「レイ」が主人公の物語です。
彼女がどのようにフォースに目覚め
成長していくのかというお話。
まだ、物語が完全には幕を閉じていないため、
誰にとっての、どういう物語のストーリーとなるのか
この後、いろいろ引っくり返される事に
なるかもしれませんので
登場人物も簡潔に少なめにまとめたそうです。
今となっては、当初登場した時のラスボス感の
あったスノークが、ちょっと切なくも見え、
追悼したくなる感じもする、
と斉藤さんはコメントしたりもしました・・・。
でも、このスノークにしても
ひょっとしたら、この先、出てくる可能性が
全く無いわけではないかもしれないですね。
以上で、スターウォーズ基礎知識篇と言う事で、
ザックリとした復習を新美さんにして頂きました。
何となくスターウォーズってどんな話だったかが
思い出せたように思います。
更に、この後、引き続き、
メインストーリーの間にある細かな
エピソードの紹介をして下さいました。
THE WORLD OF STAR WARS
~前日譚と後日譚~
新美さんが今回、特に伝えたかったのは、
「スターウォーズは映画だけではない。」
という事だそうです。
むしろ、映画のEP1~EP9は、
その壮大なストーリーのごく一部なんだという
事を伝えたいとの事でした。
何となく、メインストーリーの端で何かが起こってるみたいだな~
くらいに思っていた裏で、実は数々の
ストーリーが密かに繰り広げられていたのです。
スピンオフ映画作品
この図↑のメインのEP1~EP9の映画作品の
上の部分に挙げた5作品
「クローン・ウォーズ」~「エンドア・魔空の妖精」が
スピンオフの映画作品にあたります。↓
スピンオフTV作品
下の「クローン大戦」~「マンダロリアン」の
8作品は、アニメやドラマなどの
テレビシリーズだそうです。↓
この映画作品のうち一番左端の、
「クローン・ウォーズ」は3Dアニメの
映画作品になります。
https://www.youtube.com/watch?v=xBjInfdyAxE
イウォーク問題
スピンオフ映画のうち、
こちらの↓2本の作品は、
「イウォーク・アドベンチャー」
「エンドア・魔空の妖精」
この作品は、少し触れていいのかなと
斉藤さんは仰っていましたが・・・
柳生さんは、「エンドア」が
「スターウォーズ」作品である事自体に
驚かれていらっしゃいました。
スターウォーズ6「ジェダイの帰還」
の最後の戦闘が、この「エンドア」と呼ばれる
惑星で繰り広げられたのですが、
そこに暮らすイウォークという
熊のぬいぐるみみたいな
狩猟民族が活躍したのですが彼らを主軸に描いた
スピンオフ作品です。
柳生さんも麻宮さんもこの作品は未見との事でした。
DVDにもなっていない作品だそうです。
斉藤さんは、地方の営業に行った時、
ビデオショップで、中古のVHSのこの2作品を
発見して、そのままレスキューされた事が
あるそうです。
保護動物のような絶滅危惧種作品
であるという事ですね。
麻宮先生からすると、
「ジェダイの帰還」を観た時、
イウォーク族の存在をどうしても受け入れる事が
出来なかったそうです。なのでこの2作品も
見ようと思わなかったのだとか。
でも、新美さんは、このイウォーク族が
大好きだそうで、Tシャツも
可愛らしいイウォーク族がプリントされた物を
着用されていました。
砂糖も子供の頃エンドアが観に行きたくて
しかたなかったのですが、親に連れて行ってもらえず
ビデオを見るのも難しい時代だったので、かわりに
本を買ってもらって読み、泣く泣く我慢した思い出があります。
麻宮先生からするとイウォーク族は邪魔でしかなかったそうです。
「イウォーク族が居なかったら、
ルーク達は助からなかったんですよ!」
と抗議する新美さんでしたが、
唯一、麻宮先生が好きになれた所が、
「ジェダイの帰還」のラストシーンの
「ヤッチャ、ヤッチャ」と
帝国軍に勝利して祝祭を行う所だけだったとの事でした。
ここだけが、愛せる部分であったとの事です。
数ある活躍の中で、ここだけが・・・。
最近の「特別篇」以降のスターウォーズでは、
この「ヤッチャ、ヤッチャ、ウー!ヤムヤム!」
すら聞けなくなってしまいました。(涙)
↓イウォーク族の
「ヤッチャ、ヤッチャ」が聞けるエンディング
https://www.youtube.com/watch?v=TvXm5HuR72k
↓「ヤッチャ、ヤッチャ」があまり、
聞けなくなってしまったエンディング曲
https://www.youtube.com/watch?v=YDqgJye7hyc
そんな風にイウォーク族に拒絶反応を抱いてしまう人も
居る一方、需要は一定数あったようで、
実写映画作品が2本もある上に、
TVアニメ「イウォーク物語」が作られていました。
イウォークだけで3作品もあるという事です。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=5&v=Fx3rSNzOAMM&feature=emb_logo
新美さんのTシャツはこのアニメのイラストが
プリントされたものだったんですね。
可愛いものが大好きな新美さんらしい趣味ですね。
砂糖はイウォーク族が好きなファンの方々を
全面的に支持したいと思います。
「クローンウォーズ」関連作品の整理
スターウォーズには、
EP2「クローンの攻撃」や、
「クローン大戦」に「クローン・ウォーズ」と
「クローン」と似たタイトルが
多くあって、少し混乱しそうだったので
ここで整理してみました。
①「クローン大戦」TVアニメ
2002年~2003年
まず、映画
EP2「クローンの攻撃」(2003年)と、
EP3「シスの復讐」(2005年)の間に、
スピンオフエピソードとして、
手描きの2Dアニメ
「クローン大戦」がカートゥーンネットワークなどで
TV放送されました。
2003年~2005年の間、
ちょうど2005年のEP3「シスの復讐」の
上映が始まるまで間をつなぐ形で放送されました。
シーズン2あって、全25話。
各話の放映時間は3分と短く
全シーズンを通して見ても2時間ほどで
完走できます。
②「クローン・ウォーズ」映画
2008年
EP3「シスの復讐」が2005年に発表された後、
2008年に3Dアニメの「クローンウォーズ」
が映画版として公開されました。
2002年~2003年のテレビアニメ
「クローン大戦」とは異なる作品の為、
差別化を計って英語版では
同じ「クローンウォーズ」というタイトルの
頭に「ザ」を付けてます。
日本では「大戦」と「ウォーズ」と
訳し方を変えて作品の区別をつけました。
1話3分とダイジェスト的に描かれた
「クローン大戦」と異なり、
内容をじっくり描いた全98分の
長編映画作品です。
話の内容はEP2とEP3の間の出来事です。
③クローン・ウォーズ TVアニメ
2008年~2020年
2008年の夏、「クローンウォーズ」の映画版が
上映された後に、同年の秋、
映画版を序章として今度は3分ダイジェストでなく
1話24分くらいのTVアニメの
放送が始まりました。
EP2~EP3の間の出来事でありながら
シーズン7に至る2020年の
現在まで続いています。
シーズン5で打ち切りが決定したり、
いろいろあったものの、シーズン6まで
シリーズは続き、
今年、2019年のサンディエゴコミコンで、
シーズン7の制作が発表され、
2020年2月よりディズニー+で放送される
見込みとなりました。
「スターウォーズ」を深く理解する上で、
この辺の「クローン」関連のアニメは
重要なエピソードがいっぱい
描かれていそうですね。
この、映画と同じタイトルで
TVアニメを放送した
「クローン・ウォーズ」の事を
柳生さんは、
「「ガンダム・ユニコーン」と一緒やね。」
と仰っていたのですが・・・
新美さんも斉藤さんも
「柳生さんが、覚えやすいんだったら、
それで全然OKです。」
と回答していました。
「ガンダムユニコーン」という作品は
アニメ映画を1エピソード公開するたびに
すぐ、DVDやBDの販売をする事で
ソフトの売上げに大成功したアニメです。
2010年~2014年まで
シリーズのEP1~EP7まで、
(各エピソード約60分)
映画として劇場公開したり
衛星放送で公開しつつ、
公開したらすぐ直後に
DVDやブルーレイを販売しました。
2014年までに一通りお話をやり終え、
ソフトを売りに売ってから、
EP7が公開された直後、
深夜にテレビアニメを
一挙に放送したりもしました。
そして、そこから2年後、
2016年にテレビアニメ用に
1話23分で、全22話に再構成して
テレビで放送がされました。
柳生さんが「クローン・ウォーズ」と、
似ていると感じた点は
「映画」→「テレビアニメ」という順で
時間をかけてリリースされた所かも
しれないです。
この辺、砂糖も疎いのですが、
あとは各自で調べて比較してみてください(汗
その他のスピンオフTV作品
この辺の作品の中でも比較的最近リリースされた
作品はディズニー関連の配信サービスなどでも
視聴可能です。
(「反乱者たち」「レジスタンス」
「フォースオブディスティニー」など)
「反乱者たち」
EP3とEP4の間のエピソードを描いた
3Dアニメ作品。
2014年~2018年にTV放送されました。
「レジスタンス」
EP6とEP7の間の出来事を
描いた3Dアニメ。
2018年~2019年に放送。
「フォースオブ・デスティニー」
2017年~2018年にリリースされたアニメ。
スターウォーズの様々なシリーズの中の、
小さなエピソードを1話3分の2Dアニメにした作品。
全24話でシーズン2まであります。
Youtubeで8話まで見れます。
https://www.youtube.com/watch?v=gN613DvM-uQ
「クローン大戦」と似たタイプの作品かも。
ドロイドの大冒険
1985年~1986年の間、
アメリカとカナダで放送されていた
テレビアニメ作品。
ボバ・フェットなども登場するものの
映画本編とは整合性が取れていないので
このアニメは、単独で楽しんでくださいと
新美さんはおっしゃっていました。
https://www.youtube.com/watch?v=riIOiNq0RHk&list=PLx1UA5PiBi5rVuSDFr3JLYdUE80O_aCH3
マンダロリアン
アメリカでは、
ディズニー+で公開中の「マンダロリアン」。
既にご覧になり始めている方も
チラホラ居るようですね。
EP9「スカイウォーカーの夜明け」と同じくらい
注目を集めている作品かもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=AWC67mRBWOY
日本ではディズニーデラックスで12月26日(木)より
配信開始だそうです。
原案・脚本・製作総指揮は
「アイアンマン」や「ライオン・キング」の
ジョン・ファブロー監督。
EP6「ジェダイの帰還」から5年後の出来事だそうです。
「マンダロリアン」とは、
惑星「マンダロア」の戦士の称号の事。
賞金稼ぎの「ボバ・フェット」や
「ジャンゴ・フェット」の着ていたような
装甲スーツを「マンダロア装甲」というそうです。
実は
「ジャンゴ・フェット」「ボバ・フェット」は
「マンダロリアン」では無いそうです。
ジョージ・ルーカス発案で
アニメ「クローンウォーズ」以降の
設定だそうですが
彼らはマンダロリアンが着ていた装甲を
身にまとっているだけの偽者だそう。
「クローンウォーズ」「反乱者たち」には
本物がたくさん登場するそうです。
https://www.gizmodo.jp/2018/10/sw-the-mandarorian.html
・・・知らなかった。
本物の戦士「マンダロリアン」の活躍が
見れるかもしれないので、
どんな感じか今から楽しみです。
メインエピソードに関係している
スピンオフのエピソード
こういった、スピンオフ外伝が
沢山ある事を新美さんは教えて下さいましたが、
次に、こういった外伝作品がメインのエピソードに
結構、関係してきています。
という事を紹介してくれました。
寧ろ、この外伝を見ていないと
何で、このキャラクターはこんななの?
って所がいくつもあるほどだそうです。
EP4「新たなる希望」で共和国軍は
デススターの設計図をどう入手したのか?
エピソード4「新たなる希望」では、
冒頭、帝国軍から「デス・スター」の
設計図を多くの犠牲を払って入手した
反乱軍が逃亡する所から始まります。
どうやって、その設計図を入手したのかの
経緯がスピンオフ映画作品「ローグ・ワン」↓
の中の戦いで描かれました。
この戦いの名前を「スカリフの戦い」という事が
この「ローグ・ワン」で始めて明らかになったそうです。
「シスの復讐」で
グリーヴァス将軍はなぜ、あんなに咳こむのか?
EP3「シスの復讐」で登場した
グリーヴァス将軍。
強敵、大物、中ボス感を感じさせる
キャラクターですが、彼が息苦しそうに
ゴホゴホと咳をしていたのは何故か?
本家の映画だけ見ていてもこれは、
分かりません。
これはTVアニメ「クローン大戦」にて、
メイス・ウィンドウがフォースクラッシュという
攻撃でグリーヴァス将軍の胸を破壊した事に
よるものだったのです。
グリーヴァス将軍は、ロボットでなくサイボーグで、
肉体を機械で強化していた人だったのですが
呼吸器系の健康状態が悪かったそうです。
(ドロイドと間違えるとひどく怒ります。)
そこを、更に弱点である肺の部分を
フォースの力でグシャっとやられた為
咳き込むようになってしまったそうです。
砂糖はこの戦いをアニメで
見てみたのですが、
メイス・ウィンドウって
かなり強いジェダイだったんですね。
他のジェダイの騎士達ががグリーヴァス将軍との
戦闘に苦戦を強いられる中、
メイス・ウィンドウだけは将軍を圧していました。
アナキン・スカイウォーカーの目の傷
エピソードⅡ「クローンの攻撃」には
無かった、アナキン・スカイウォーカーの
右目の所の傷ですが、
エピソードⅢ「シスの復讐」では、何故か
目立つ傷の跡がついています。
何があったのでしょうか。
なんと、これはアニメシリーズを見ていても
分からないそうです。
じつは、これはコミックの中での
エピソードで描かれています。
「ヘルボーイ」などでお馴染みの
アメコミ出版社「ダークホース」コミック
から出ている「スターウォーズ:リパブリック」
という作品があります。
1998年から2006年まで続いた
シリーズで全83話あります。
その中の2004年に刊行された
第71話「レンディリのドレッドノート」
というタイトルの作中、
実写映画には登場せず、
アニメの方に登場していたキャラクターで
ドゥークー伯爵の弟子
「アサージ・ヴェントレス」という
女のシスが居るのですが、
彼女との戦いで負った傷だそうです。
スピンオフアニメだけでなく、
コミックの中のエピソードも
メインの映画の中に
反映されていたりしたんですね!
麻宮先生はこの件に関して、
ダークホースからは「スターウォーズテイルズ」
など「スターウォーズ」の番外編が
よく発表されていたそうなんですが、
ディズニーにルーカスフィルムが売られてから
無かった事になってしまった設定やエピソードも
あるのだとか。
デアゴスティー二から出ていた
「週刊スターウォーズ」は、この
ダークホースコミックや小説で描かれていた
エピソードの事を紹介していたので、
しっかり追いかけて読んでいたファンの人達
からすると、残念な話だったとの事でした。
でもアナキンの目の傷に関しては
やっぱり今の所、コミックでしか描かれてない話だし、
映画にも反映されている事なので、この件は
無かった事にはなってない話のように思います。
EP7「フォースの覚醒」でのC3POの左腕
EP6「ジェダイの帰還」から
EP7「フォースの覚醒」の間で
C3POの左腕が赤くなっていますが、
なぜ、こういう腕になってしまったのか、
これも映画では描かれていません。
こちらも、コミックで描かれています。
2014年に刊行されたマーベルコミックの
「スターウォーズスペシャル
C-3PO ファントム・リム」
というタイトルの作品です。
ファントム・リムとは
「幻肢」という意味。
事故などで失った手足を、患者が
あたかも存在するかのように感じてしまう
現象の事です。
スターウォーズのドロイド達は
持ち主が変わるたびに記憶データを
初期化されるのですが、
失ったはずの記憶をこの幻肢の
ように思い起こしてしまう。
というようなお話。
↑とある惑星でC3POの腕が
もげてしまいます。
その後、いろんな経緯があって、
↓赤い腕を付ける事になります。
これがどうして、こうなったかは、
涙なしには見れない話なので、
ぜひコミックを読んで確かめて欲しい
と新美さんは仰っていました。
このコミックは、
ヴィレッジブックスさんから
翻訳本が出ています。
「スターウォーズ ポー・ダメロン
ブラックスコードロン」
という邦訳本です。
ポー・ダメロンが主人公の話で、
こちらもEP7「フォースの覚醒」に
繋がる話ですが、
このコミックの巻末の短編作品として
「C-3PO」も収録されています。
砂糖も購入して拝読しましたが
泣ける上に、新美さんが好むような
可愛らしいお話だなと感じました。
砂糖もこういう話が大好きです。
↑結末を伏せるために、
パワーポイントの画像がぼやけていますが、
砂糖は新美さんの涙で滲んでいるんだと
解釈しました。(すいません。嘘です。)
スターウォーズの小説
スターウォーズの小説の数。
スターウォーズ本編以外の作品を
チェックしていくと言う事で、
小説版は、いったい、何タイトルあるのか
新美さんは数を調べて下さいました。
その数、なんと約270タイトル!
1978年から出版されているそうです。
おそらくそうとうなファンでも全部、
読んでいる人は居ないかもしれないですね。
スターウォーズの映画版
EP4の戦いを「ヤヴィンの戦い」というのですが、
その戦いから5000年前の過去、(5000 BBY)から
140年先の未来の事(140 ABY)までが語られている
そうです。
麻宮先生もこれには、
「ペリー・ローダン並みだな」
とコメント。
因みにペリー・ローダンとは
ドイツのSF小説で、
長編SF小説の中でおそらく2番目に
長く続いている小説で、
ギネスブックにも載っています。
学校の図書館で見た人も居るのでは?
その巻数2600巻くらい?
まだ刊行が続いているうえに
リブート版も出始めているんですね・・・。
日本で翻訳されているのだけでも
600巻近くあるっぽいです。
さて、これだけの数の小説版が
出ているとの事でしたが、
2012年に事情が変わってきます。↓
ルーカスフィルムがディズニーに
買収された事をきっかけに、
基本的に、ではありますが、この
2012年以前のものは非正史として
無かったものにされてしまいました。
そして2012年以降のディズニーが
関与している物だけ正史であると
いうことになったのです。
無かった事になった非正史のエピソード
具体的な非正史のエピソードとして、
以下のような物があります。↓
・ルークは結婚して子供を授かる。
↑こちらは、マラ・ジェイドという
小説に登場する女性キャラクターです。
ルークを暗殺する為に
パルパティーンから差し向けられた女性でした。
その後、いろいろあって、ルークと
結婚しちゃいます。
そして、ベン・スカイウォーカーという
息子を授かるのです。↓
ベンというのは、ルークの師匠
ベン・ケノービから取ったそうです。
・ハン・ソロはレイアとの間に
3人の子供を授かる。
ハン・ソロとレイアの間に生まれた子達。↑
左からジェイナ、ジェイセン、アナキン。
真ん中のジェイセンはダークサイドに堕ち、
ダース・カイダスというシスになります。
3男のアナキンの名はお爺ちゃんから取って
付けられた名前ですね。
・ボバ・フェットは生きていた。
ボバ・フェットは、
EP6「ジェダイの帰還」でサルラックという
砂漠の怪物に飲み込まれてしまいました。
そこで死んだかに見えたボバ・フェットは
非正史の小説では実は生きていました。
あのマンドロア装甲が硬くて
サルラックは飲み込めず、
吐き出された所を同業者の賞金稼ぎに
助けてもらったりしているそうです。
そして、後にハン・ソロとレイアの娘
ジェイナがダークサイドに堕ちた弟、
ジェイセンと戦う為にボバ・フェットから
戦闘術を学んだりするそうです。
ピッコロが孫悟飯を育てるみたいですね。
・その他
チューバッカが死んだり、
パルパティーンが復活したりもしているそうです。
以上、いろいろ魅力的なエピソードばかり
な気もしますが、
ほとんど無かった事になってしまいました。
マラ・ジェイドや、ジェイナ・ソロは
山下しゅんやさんデザインで
コトブキヤからフィギュアまで
出てたのに・・・
左がマラジェイド↑右がジェイナ・ソロ
唯一、残ったキャラクター
↑こちらはスローン提督。
帝国軍側の提督だそうです。
2012年を境に非正史とされて無かった事に
されてしまった人達の中で
唯一、無かった事にされなかった
キャラクターです。
小説作品内でも活躍していたそうですが、
アニメ「スターウォーズ・反乱者たち」
にも登場するそうです。
結局、残った小説のタイトル数は・・・
あれだけあったスターウォーズ小説作品も
2012年を境に正史(カノン)とされるものは17タイトルに
なってしまったそうです。
「270あったタイトルのうち、253タイトルは
燃やしてしまったんちゃう?」と柳生さんは
コメント。
EP8でヨーダが雷でジェダイの聖典を
燃やしてしまったように・・・
最大の謎
映画本編でもスピンオフ作品でも
語られていない
あるキャラクターの気になる外見の変化が
あるそうです。
それが、↓こちら。C-3POの右足。
EP4~EP6までのC-3POの右足は
シルバーになっているそうです。
一方で、EP3では、右足も全身と同じ
金で統一されています。
何故、EP4以降から彼の右足は、
色が変わっているのか?
この件は、まだ一切、どこにも
語られていないそうです。
と言う事で、
スターウォーズのスピンオフ作品に、
映画本編に影響している
エピソードがたくさん、語られている事を
紹介して下さった新美さんでした。
映画のEP1~EP8まで、
全部見ている砂糖ですが、
知らない事が多く、驚いたことが一杯でした。
柳生先生もコミックのエピソードを
映画の中に反映させているという話は
かなり好きだと仰っていました。
以上が、新美正志さんによる
スターウォーズのプレゼンの内容でした。
長くなってしまいました・・・。
ダメだ・・・全部、いろんな事を
伝えたくなってしまう。
省略してうまくまとめられなくて
すいません。
パートⅡに続きます。↓
https://satosugar0.hatenablog.com/entry/2019/12/16/005355