しゃべんじゃーず#42「ジョーカー特集」
しゃべんじゃーず#42「ジョーカー特集」
行ってきました。
公式動画はこちらです。↓
前編https://www.youtube.com/watch?v=LOumWu6sW8w&t=29
中編https://youtu.be/PmIZ_lC41jo
後編https://youtu.be/bsdvZovSZ7Q
今回も沢山、勉強になりました!
DCコミックは「シャザム!」しか
読んだ事が無いので、自分にとって
DCを嗜む良い入口にしたいと思っています。
先ずは柳生先生、お勧めの
「ホワイトナイト」を読まねば!
ショーン・マーフィの絵がメチャクチャかっこいい!
読むぞ!
今回、イベントが始まる前に、
しゃべんじゃーずTシャツの物販が
ありました。
花澤さんがお会計して、
新美さんが混乱気味になりながらも
在庫や売上げのメモをして、
柳生先生が中野ロポットロボットの袋に
Tシャツを入れてくれるという流れで。
私も一着、購入させて頂きました。
今回、斉藤さんが遅刻!
ちょっと寂しいですが3人でスタートです。
「しゃべんじゃーずアッセンブル~!!」
のかけ声の後、グラスを持って乾杯して・・・
新美さんのプレゼンからスタートしました。
まずは新美さんの人物相関図コーナー
今回は、ジョーカーを中心に
彼をとりまくヴィランの相関図を紹介して下さいました。
まずは、ベイン。
アーカムアサイラムという精神病院から
大勢の精神異常犯罪者達を脱獄させ、その混乱に乗じて
バットマンの背骨を折り、倒したヴィランとして有名。
この混乱の際にジョーカーも脱獄しました。
ミスターフリーズ。
凍らす人。
映画ではシュワルツェネッガーが演じていました。
Mr.フリーズは
ジョーカーが先ほどのアーカムアサイラムに入っている間に
ジョーカーの組織を乗っ取ってしまいます。
その後、その件でジョーカーの報復にあい、
殺されてしまいます。その後、すぐに復活するんですが・・・
その時の殺し文句というか、捨て台詞が
「この二流のキャプテン・コールドが!」
キャプテン・コールドは
フラッシュに登場するヴィランだそうです。
ジョーカーにとって氷のヴィラン中、
一番、強いのはキャプテン・コールドで、
ミスターフリーズなんぞは二流だと、
言ってしまったという事です。
トゥーフェイス。
顔半々でコインの人
トゥーフェイスとジョーカーも
よく組むらしいんですが、
やっぱり、ジョーカー、裏切って
トゥーフェイスを殺してしまうそうです。
銃で撃たれ、崖から落ちてしまうんですが、
どういう訳か、この5コマ位後に
すぐにトゥーフェイスは登場するそうです。
よくこんな感じでジョーカーは
ヴィラン同士で組んでは裏切って
すぐ殺してしまったりするそうです。
ペンギン。
ペンギンみたいな人(笑)
ペンギンとジョーカーもよく組むそうです。
ジョーカーの次位、二番手といった
ポジションのヴィランだそうです。
二人は大の仲良し。
見て下さい。この仲良く脱獄する二人の可愛さ。
このトンズラ~って感じの絵の
可愛らしさ。
新美さんはこういう絵をチョイスしてくるから
大好きです。
更に、ペンギンが死んでしまった時、
ジョーカーはガチで泣いて悲しむそうです。
皮肉でもジョークでもなく。
その様子を見てバットマンからは
慰められてもらったりもしてしまうそうです。
結局、死んだと言うのはペンギンのフェイク
だったりするんですが。
この後、教会で実は司祭に化けていたと言って
ペンギンが正体を明かすそうです。
すると、今度はその場に居た別の人物が
正体を現して、ジョーカーだった事を
明かすという一幕があるのだとか。
これにはペンギンも
ビックリしてしましったそうです。
いいコンビですね。
「お前だったか」「驚いたぞ。」
暇を持て余したヴィラン達の遊び。
次はリドラー
パズル好きの派手な人。
なぞなぞに絡んだ犯罪をするのが特徴のヴィラン。
ジム・キャリーが演じていました。
彼もよくジョーカーと組むそうです。
組むと言うか、助けを求めに行くそうです。
ジョーカーに奥さんを殺されているにも
関わらず・・・。
ジョーカーに助けを求めにくる
リドラー。↑
この場にはペンギンも居ます。
一番、上のコマの一番左端。
↑こちらは最近のシリーズ「リバース・シリーズ」
の中の1シーン。
ジョーカーの所に行って、
「俺と組まないか?」と持ちかけているリドラー。
ところが「は?お前、何?誰?」と
ジョーカーに撃たれてしまいます。
リドラーにとってジョーカーが
一番の難しい、なぞなぞだったかもしれないですね。
この後、すぐにバットマンがかけつけ、
リドラーは助かるそうです。
この一件があって、この後、
リドラーはジョーカーとの全面戦争を決意。
バットマンの中でヴィラン同士の
二大紛争が始まるそうです。
二つの派閥に別れ、
争いあうことになります。
リドラーがボスっていうのが
少し大丈夫なのか・・・って感じが
否めないようなのですが。
ジョーカー側には
リドラーのデスストロークと対照的に
デッドショットが居たりします。
バカにされてたのにミスターフリーズは
ジョーカーに付いてるんですね・・・。
デザインは昔のこの↑
ピエロっぽいバージョンと
映画版で見られるような
ホットパンツにツインテールのバージョンと
今は二分しているそうです。
New52の2008年位から今のデザインに
なったそうです。
(動画からの補足)↓
2011年「New52」(↑画像左)は、ノースリーブトップ
ショートパンツ、ブーツ
髪の色は、金髪を半分赤、半分黒に染めています。
2016年「DC Rebirth」(画像右↑)は、服装は同じで
服も赤と黒と白で構成されています。
髪の色は金髪に右側をピンク、左側を青に染めています。
いつも仲良く一緒のイメージの二人ですが
ジョーカーは鬱陶しくなって
ハーレイクインをロケットに乗せて
宇宙に発射してしまいます。
ハーレイ・クインは怒って
機械を壊しロケットを不時着させ
大怪我するのですが、
その時助けてくれたのが彼女、
ポイズン・アイビー。
「これを見た
斉藤さんの反応を見たかったな」
と言う新美さん。
「好き!」
って食い気味に言ってたと私も思います。
アルフォンスミュシャのように
洗練された太くて綺麗な線で描かれた
イラストですね。
学級委員長的なキャラクターなのだとか。
新美さんもバットマンに登場する
女性のキャラの中で一番、好きだそうです。
背中に何も付けてない時があるそうです。
花澤さんに、
「ニヤニヤしながら喋んのやめて下さいよ。」
と注意されてました。
ニヤニヤ・・しますね・・・コレは。
会場の皆さんもニヤニヤしてました。
そして、その後ハーレイ・クインは
復讐の為にジョーカーを倒そうと
戦います。
ジョーカーより運動神経のいいハーレイ・クインは
ジョーカーを倒せます。
本気で殺そうとジョーカーを追い詰めます。
ジョーカーは片手で
自分を支えなくては
落ちて死ぬ。という状態に追い詰められます。↓
ここでジョーカーの一言・・・
「謝ったら、許してくれる?」
で、この通り仲直り。↑
すぐさっきまで殺そうと思ってたのに
パッと抱き合ってしまう二人。
・・・て所が二人らしいですね。
全く共感出来ないです。
常人では無いので。
↓次は「レックス・ルーサー」
ジョーカーと絡むヴィランは
バットマンのヴィランだけでは
無いそうです。
スーパーマンの宿敵、レックス・ルーサー。
他のヴィランと同じく
ジョーカーと仲良くなったり
反目しあったりするそうです。
ジョーカーが率いる
ヴィランチームに一人、
レックスルーサーが反発して責められています。
ジョーカーの隣には
シネストロとゴリラ・グロッド。
DCでクロスオーバーがあった時は
ジョーカーとレックス・ルーサーは
DCヴィラン両巨頭として、
テンションあがる組み合わせで、
よく絡んだりするそうです。
更に、DC内だけにとどまらす、
マーベルのヴィランとも絡んだりします。
カーネイジ。
「スパイダーマンvsバットマン」
などで、ジョーカーと絡む事が
あるそうです。
何と、カーネイジは
ジョーカーの事を「あんな凄い人居ない」
と、尊敬しているのだそうです。
ジョーカーには頭の中に
チップが埋め込まれており、
マッドな考えが持てない状態
だった時があり、
捕らえられていたのですが、
そこをカーネイジが助け、チップを
破壊してしまいます。
ジョーカーが元に戻った瞬間、
通常営業が始まり、狂い始めます。
カーネイジがやりたい事は
虐殺。
ところが、ジョーカーは別に
虐殺がしたい訳ではありません。
ジョーカーはあくまで
カオスを求めているだけ。
この考え方、音楽的方向性の
違いにより、殺し合いを
始めてしまいます。
ジョーカーは只の人であり、
常人でしかありません。なのに、
カーネイジこと、シンビオート
という宇宙生物は彼を倒せませんでした。
さすが、百戦錬磨のスーパーヴィラン
ジョーカー。
柳生さんの一言、
カーネイジこと「クレタス・キャサディ」は
何ならジョーカーをモデルにしてるのでは
ないかと言う位、似ているとの指摘もありました。
髪も突飛な赤だったりするし、
アゴも異様に尖っているし。
と言うわけでマーベル世界の
ヴィランとも絡むジョーカーでした。
以上で新美正志さんによる、
ジョーカーのヴィラン人物相関図紹介でした!!
今回も面白かったです。
マーベルとも絡んだりしていたとは!
知らなかったです。
お次は柳生玄十郎さんの
ジョーカーのプレゼン。
今回も詳しく、面白いエピソード満載でした!
「狂気千万、凶器乱舞、その男の名は」格好いいタイトルで始まります。
世界で一番、有名で人気のある
ヴィランは間違いなくジョーカー。
下手したらヒーローよりも
人気があるかもしれません。
まずは、オリジンから語ってくださいました。
ジョーカーのオリジンは
一杯あるそうです。その中から
代表的な物を3つ御紹介。
一番、最初のオリジンはこちら。
この「レッドフード」というフードを被った
キャラクターとして登場しました。
意外!最初、こんなだったの?
このレッドフードの中に入っている人は
ギャングだったんですが、悪い事してて
バットマンに追い詰められます。
「エース・ケミカル」という
薬品会社の工場に逃げ込んだ
レッドフードは、逃げ場が無くなってしまって・・・
↑
大きい薬品が貯蔵してあった樽の中に
飛び込んでしまいます。
そして、↑こんな凄い色の薬品の中に
浸かってしまったせいで
顔は漂白され、真っ白に、
髪の毛も緑色に変色してしまって、
頭もおかしくなってしまいます。
通常、この薬品は有毒廃棄物な為、
浸かってしまうと
人は死んでしまうのですが、
何故、命は助かったのかというと、
この赤いマスクを被っていたから。
そして、赤いフードを取った瞬間、
変わり果てた自分の姿にショックを受け、
気が狂ってしまいました。
更に、たまたま、この瞬間、
近くにジョーカーのトランプが
落ちていた為それを見た男は
鏡に映る自分の姿と絵柄が似ていた為、
「俺はジョーカーだ!」と思い込み
そう名乗るようになったという事です。
何と、このオリジン、
ジョーカーが登場した1940年から
(バットマン第1話 1940年4月)
10年後に描かれたストーリーだそうです。
(デテクティブコミック168話 1951年2月)
それまでジョーカーのオリジンは
全く無かったそうです。
このオリジンを再解釈した作品があります。
あの「シン・シティ」「ウォッチメン」の
アラン・ムーアさん原作の有名なタイトル
「キリング・ジョーク」
ジョーカーの作品では一番、
有名とされているそうです。
ジョーカーがカメラを構えている
カバーで有名な。
その中で描かれているオリジンがこちら↓
↑彼は薬品工場で働いていた一社員でした。
でも、奥さんが妊娠して、
お金が必要という事になります。
こんな安月給の仕事は続けていられないと
会社を辞め、コメディアンになろうと
決意します。(何で?!)
でも、芸人になっても全くうけません。
芸人なめんなと。
そうそう上手く行く筈ありません。
柳生さんも新美さんも
「これは強く言えます。」と
力強く言い切りました。
奥さんに彼は
「ダメだ全然、上手く行かない。」
と泣きつきます。ダサいですね。
優しい奥さんは
「私を一杯、笑わせてくれるんだから大丈夫よ。」
と慰めてくれます。
でも、それでは済みません。
彼は、ギャングに誘われ、
自分の会社に強盗に入って、
お金を盗んでしまおうという
計画に乗ってしまいます。
そして、ギャングの一味から、
この赤いフードを被って
強盗に入らないかと持ちかけられます。
「お前がリーダーだから。」
これも計画が失敗した時に
犠牲にしようというギャングの
策略でした。
「彼がリーダーで我々は従ってただけだ」
と言って尻尾を切るように
逃げる算段だったのです。
と言う事でレッドフードのマスクを
渡されます。
ロブスターの尻尾と
フードだけが赤いというのが
象徴的表現で面白いですし、
カッコいいですね。
シンドラーのリストとか
天国と地獄みたい。
工場の薬品を盗み、
それを売り捌こうという算段を
海老を食べながら3人で
話していると・・・
警察がお店に訪れます。
3人の悪だくみを知って来た訳では
ありません。
「彼」の奥さんの件で来たのです。
奥さんが新しい哺乳瓶をストーブで
暖めていたら感電してしまって
死んでしまったのです。
警察は奥さんの死を知らせに来たのです。
ギャング2人はそれを横で聞いても
「大変だったな」程度の事しか言いません。
「それはそれとして、今晩の計画は実行するからな。」
でも俺、奥さんが死んじゃって・・・みたいな事を
言っても、
「お金があったら、葬式出してやれるだろ。」
と言い捨てられ釘だけ刺されて放っておかれます。
「彼」からしたら、
もはや計画を実行する事自体
意味がありません。
絶望してそれ所じゃないのですが
ギャングに逆らえないので
計画の実行は止められません。
一番右下のコマ、
このクロスした手と伸ばす意味が
あるのか分からない指は
彼の絶望している姿を描いています。
そして3人は工場の現場に訪れ、
手はず通り、彼は赤いフードを被せられます。
丁度、真ん中のコマは
彼のフードを通して見える視界です。
いざ、盗みに入ろうとしたら、
警察にバレていて、3人は見つかり、
いきなり銃撃戦が
始まってしまいます。
そして、その銃撃戦の末に
二人のギャングはそのままやられてしまいます。
レッドフードの方は逃げようとしますが、
例のあの赤い視界で見えづらい状態です。
この視界のせいでどんどん
工場の奥の方へ迷い込んでいってしまいます。
そこへ現れたのがバットマン。
そっちへ行ってはいけない!!
危険な方へ行こうとするレッドフードを
止めに入ったバットマンだったのですが。
レッドフードの視界には、
バットマンの姿が正義の味方でなく
恐ろしい悪魔のように見えていたので
怖くなって逃げ惑ってしまい・・・
有毒な廃棄物の中に落下。
あとは、結末が一緒。
この時のジョーカーの台詞。
「嫁さんも死んで、子供も死んで、
こんな日に、こんな事になって・・・」
頭を抱えて気が狂ってしまい、
バック一杯の笑い声。
「ハハハハハハハハハハハ」
以上が「キリングジョーク」という
タイトル作品のジョーカーのオリジンでした。
これが最もジョーカーのオリジンとして
引用されるものとして有名だそうです。
もう一つのオリジンの紹介です。↓
「バットマン・コンフィデンシャル」
という作品内のジョーカーの
オリジンストーリーです。
あるバーでジャックという男が
「あぁ、つまらんつまらん。」
と飲みながらぼやいています。
綺麗なバーの店員のお姉さんが
「どうしたの?」
と声をかけます。
彼は自分を証券マンだと自己紹介し、
何をやっても上手く行ってしまい
それが面白くないと言うのです。
「達成感も何も感じないんだ。
こんな世の中、退屈でつまらないよ。」
「そんな事言わないで、
もう少し頑張ってみたら?」
などと言われるのですが、
しかし、彼の本業は何と
強盗だったのです。
ガムのボールの入った
ケースを故意に蹴って割り、
大きな音を立てて目立ち、
警察にわざわざ犯罪が見つかる
ようにして銃撃戦を
始めたりしてしまいます。
こんな自ら失敗を招くような真似を
しても、彼は銃弾が当たりません。
直立不動で立ちながら
「お前ら真っ直ぐ撃つ事も出来ないのか?」
と言って、隠れようともしません。
他の強盗の仲間達は銃が
当たらないよう、頭を下げて伏せたり
隠れようとして慌てふためいているのに。
証券マンという肩書きは嘘でしたが
何をやっても上手く行ってしまう
という事に関しては本当だったのです。
デッドプールのドミノみたいですね。
そこへ、背後のガラスが割れて
違う強盗団の男が放り込まれてきます。
割れたガラス越しに
振り向いて見ると
そこに居たのはバットマン。
強盗を懲らしめているヒーローの姿が。
こいつは面白い。
とほくそ笑むジャック。
普通の警察や警備員など
犯罪者にとっての障害ではなく、
「何か、変な奴がいる!」
という所に喜びます。
強い奴が居るという点ではなく、
変な奴が居る、と言う点に
彼は胸躍らせるのです。
警備員を殺害後、
バットマンへ会いたくなったジャックは
彼に血とニコニコマークの描いた
置手紙を残します。
「お前と出会えわせてくれた事に感謝を」
バットマンからしたら
意味不明ですね。
バットマンには当時、
付き合っている女性が居たのですが
たまたま、運悪くその女性が居る
パーティ会場にジャックが
銃を持って襲ってきます。
そして、たまたま彼はその女性を
人質に取ってしまいます。
ジャックにとっては、
こんな時すら悪運が付いていたの
かもしれません。
手が出せないバットマンが
手をあぐねていると
ナイフで彼女の腹を割き、
バットマンの元に置いて
彼女を放っておけない状態にして、
その隙にジャックは逃亡します。
「俺を追うか?そいつを介抱するか?」
の二択を迫るいかにもジョーカーっぽい
悪意のある深刻な犯行を残し、
去るのですが、そんな時も
ルパン三世ぽいコミカルな走り方で
逃げていきます。
そこへ、「すいません!遅れました!」
斉藤さんが登場しました!
笑いと拍手で迎え入れられなした。
Tシャツはやっぱり、今回の特集に因みジョーカー!
嶋田さんに話しかけられ
「もー、いきなり話しかけないで下さいよー!」
といつもの調子で常連のお客さんと仲良く話す
チンピラ芸人の姿が。
気を取り直して
柳生さんのプレゼンが再開。
先ほどのジャックの
「彼女を救うか?俺を追うか?」
の迫られた二択に対し、何と
バットマンは追う方を選択します!怒り心頭のバットマンでしたが
バットマンは信条に反するので
どれ程の悪人であれ殺しません。
ジャックの口の両はしを
バットラングという
手裏剣のような武器で切り裂き、
「これでいつでも笑ってられるだろ」
と言い捨て去っていきます。
こんな顔にされてしまいながらも
バットマンに付けられた傷を見て
ちょっと嬉しそうなジャック。
実は、この犯罪の成功者ジャックは
他の犯罪者達から妬まれており、
ギャング達に捕まり
ボコボコにされてしまいます。彼が囚われた場所、そこは、
「エース・ケミカル」
件のあの薬品会社の廃工場でした。半殺し状態で吊るされてしまう
ジャック。
これまでのジョーカーのオリジンを
知っているアメコミファンからすれば
「あ~、このあと廃棄物の中に落ち、
ああなるんだな・・・」
と予想しますよね。
ところが!吊るされた鎖が外されて落とされても
薬槽の端を蹴ってジャンプし、
飛び移って落ちません!
飛び移った先の手すりに
つかまっていると、ギャングが
パイプを手に持ち突き落とそうと
乱闘になりますが、
悪運の強さからやっぱり落ちない!もみくちゃになりながら
ギャングの二人でもつれながらも
落下、いよいよ廃棄物の中に
落ちる!と思いきや、
何と、タンクの中は空!しかも
ギャングの男が下敷きになり、無事。
これで、助かったのかな?と
思いきや・・・
瀕死のギャングの男は
残った力を振り絞って、
ジャックを殺そうと
銃を撃ちます。
ところが、その銃弾は
薬槽の上にあるタンクに当たりジャックの上に薬液が
一気に流れこんで来ます。
何度もはずしてからの
「そっちかーい。上かーい。」という展開。
廃棄物の薬品に浸かるのでなく
今回は浴びるという。
この浴びる瞬間、憧れのバットマンが
上に居るのをジャックは見ます。
そして、この時の彼の胸中は
「死にたくない。バットマンに会いたい!」
だったのです。愛?このまま死んだら、あそこに居る
バットマンに会えなくなる。
薬品が傷ついた口の両端に
染付いてしまったジャックの顔は
完全に醜い笑顔のままになってしまい、
その後はこれまでと同じく、
狂気の世界。
廃棄物タンクから這い出た
ジャックは夜空の月の中に
狂気の象徴であるかのような
兎を見ます。
バックには一杯の笑い声
「HAHAHAHAHAHAHA」
髪の色は緑色になり
肌の色は真っ白。
服の色は紫に。
頭もおかしくなってしまいます。
ジョーカーの誕生です。
緑で覆い尽くした画面が
続いた後に、
青紫ばかりが続く画面。
緑のモノローグに
黄色の笑い声という配色も
狂気を感じさせます。
ジャックの台詞も詩的なものが多く
カッコいいアートのような
作品でした。
「キリングジョーク」の
モノクロの世界の中に
赤を映えさせた画面構成と
対照的な表現の作品ですね。
ジョーカーのオリジンに関しては
本人が自分で幾つもあると言っていて
どれが本当かは読者次第という
所も魅力の一つだそうです。
本人が狂っているから
自分でも経歴が
よく分からなくなっている
のかもしれないという所も
ヴィランとして魅力のある所だそうです。
読者に想像の余地を許している
位の解釈に留めていた方が
魅力的かもといった議論が
しゃべんじゃーずさん達の間で
交わされました。
あと、いずれの場合も
バットマンが必ずオリジンに
関わっており、バットマンのせいで
こんなヴィランになってしまった
という点も重要な要素。
だそうです。
壮絶な漫才コンビの結成秘話
みたいな感じもしますね。
これまでは作品内での
ジョーカー誕生譚でしたが、
実は、
原作者、編集者など
出版社側にもジョーカーの誕生秘話が
存在します。
ボブ・ケインと
ビル・フィンガーという作家が
共同でバットマンを作り出して
いたそうです。
二人で、何かいつもバットマンの
悪役はギャングばかりなので
新しいヴィランを創造したい、と
話し合っていました。
そこで、ビル・フィンガーは
ボブ・ケインにある、映画俳優の
写真を見せます。「笑う男」
この映画のコンラート・ファイトという俳優の
写真です。
1928年のサイレント映画。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm9780575
もうジョーカーにしか見えないですね。
この英語のタイトル
「Man Who Laughs」(マンフーラフス)
は、そのままバットマンの
コミックのタイトルとしても
使用されているそうです。
更に、当時、17歳の
新人のコミックアーティスト
ジェリー・ロビンソンが
これを元に作ってはどうかという
アイデアを持ってきます。
トランプのジョーカー。
こうして、ジョーカーの
あのキャラクターは生み出されていったのですが
ボブ・ケインと
ビル・フィンガーと
ジェリー・ロビンソン、
この3人はずーっと、ジョーカーの
版権について争い続けたそうです。
ボブ・ケインは
「俺だけが作った。」と言い張りたい。
ビル・フィンガーは
「俺とボブ、二人で作った」と主張。
ジェリー・ロビンソンは
「俺とボブ、二人で作った」と言いたい。
「3人で作った」とはならず、
主張は平行線のまま和解せず、
3人は亡くなってしまったそうです。
このエピソードも
ジョークのようだし、
結局、誰が創造したのか分からない
という謎を残した
ジョーカーらしいエピソードですね。
オリジンの次はプロフィール。
「バットマン」の第一話で初登場。
バットマン自体は
「デテクティブ・コミック」の中で
登場していたのですが、
その1年後、
「バットマン」単独誌の第一話が
始まりました。その中で
ジョーカーは初登場します。
この頃はまだ、1人のチンピラ程度
だったそうで、この一話で
即退場予定だったそうなのですが。
登場した途端、大人気。
今迄、こんな風貌のキャラクターも
これまで居なかったという事もあり、
狂ったキャラクターというのも
人気が出やすいそうです。
何を考えてるか分からない
ミステリアスさが魅力なのかもしれません。
更に、「笑い」という要素も
新しかったのかもしれません。
人を笑いながら殺すというのも
面白い、と考えられたようです。
結果、80年も人気を保ったまま
今もコミック界に登場し続けている
キャラクターだそうです。
プロフィールを見ていきます。
本名
一杯。
アーサー・フレックは今回、
2019年版の映画で初めて使われた
名前です。
別名は
クラウン・プリンス・オブ・クライム
(犯罪の道化師王子)
能力
狂気。
天才的頭脳。メチャクチャ頭いいそうです。
頭が良過ぎて、無駄遣いをしてしまうほど。
上手く行かせる事も出来るのに
わざと上手く行かない方を選択して
おきながら、うまく切り抜けてしまいます。
知性に余力がありあまってる状態です。
変装の名人。
仕事
犯罪。
趣味
犯罪の計画
好きなもの
バットマン。
嫌いなもの
バットマン・ファミリー
大好きなバットマンを独り占めできないから。
ロビン、バットガール、バットウーマン、
アルフレッド、ゴードン警部
彼らの事がみんな大嫌いです。
バットマンの事が好きすぎて。
ここで斉藤さんが
「違うかもですけど、
おっさんずラブって事ですか?」
と聞くと・・・
少し吟味する間をあけてから
「・・・・おっさんず・・・ラブです。」
と回答する柳生さん。
得意技
爆破。誘拐。落下。
誰かを落とすんじゃなく
自分が落下するのが得意。
カウントしようかと思う位
だいたいいつも落下してる
そうです。そしてだいたい
無事に生きていて、
そのまま逃亡というパターンが
多いそうです。
ティム・バートン版の
映画でも最後に落下して死ぬものの、死んだかどうか
ちょっと分からないようにして
映画は終わりますね。
ジョーカーの武器と道具について↓
笑い
一度ジョーカーが笑い出すと、
周囲の人々の頭が痛くなるほど
150デシベルの大声で笑います。
拡声する機械のような物を
使うのですが。
銃火器
マシンガンや拳銃を使います。
爆弾
誰かを誘拐して捕まえておいて
助けに行くとほぼ、確実に
胸に爆弾が仕掛けられています。
バール
何処からとも無く
よくバールを取り出して
使います。
笑気ガス
最もよく使う道具。
ガスを噴出して
そのまま笑顔の状態で
殺してしまいます。
毒ガス
普通に毒ガスを
使ったりもします。
感電手袋
手袋で握手したりして
感電させてしまったりします。
差し歯
差し歯に薬液を忍ばせていて
それを使って牢屋の
鉄を溶かしてしまい、
脱獄してしまったりします。
落下と同じ回数くらい、
脱獄しています。
ジョーカーは狂人の為、
刑務所でなく、
アーサーアカイラムという
精神病院の為、若干警備が
手薄という所もあるからな
ようです。
わざと休憩しに行く為に
捕まって精神病院に戻ったりも
するそうです。
「ちょっと犯罪計画思いつかないから
アーサーアカイラム行こ。」
と言ったコンビニ感覚で。
酸
酸なども同じく
脱獄などでも使うそうです。
カリスマ性
ジョーカーの部下になると
大概、殺されてしまうのですが、
何故か彼の周りには
何に魅了されてか
「ジョーカー様」と
付き従う大勢の部下が居るそうです。
必ず死ぬにも関わらずです。
鬱憤が溜まってるけど、
何も実現出来ないような人が
集まっているようなイメージと
斉藤さんのコメントもありました。
ひとかどのギャングに
成れるかもしれないと
考えるのかもしれないそうです。
なれないんですけども。
死ぬし。
彼の部下で出世した人は
0人だそうです。
死ぬので。
有能な部下がのし上がって来て
意見を言うようになってくると
「おーお前の言うとおりだな。」
と言って殺してしまうそうです。
ユニークなジョーカーの小道具の紹介
伸びる手
伸びた手を引き寄せて
手錠をかけた相手を
捕らえてしまいます。
ハンマー
ピコピコハンマーみたいに
コミカルに叩いてます。
パンチ銃
パンチが飛び出る銃。
ジョークみたいな
コミカルさが感じられる
可愛い道具や武器を使います。
だいたい死ぬんですけど。
ここからは、
いろんな面白いジョーカーの様々な日常を紹介。
アサイラムの精神病院の
レクリエーションタイムに
屋上で風船を沢山、
膨らませているジョーカー。
警備員は
「何を子供っぽい事してアホか」
と警戒していません。
ところが風船に入れていたのは
空気でなくヘリウムガス。
そのまま、浮力で空中へ飛んで
行ってしまうジョーカー。
「バカめ。あんな大きな的、撃ち落してやる。」
と銃で風船を撃とうとする警備員でしたが
銃はオモチャの銃に
すりかえられており、そのまま
ジョーカーの脱獄を許してしまいます。
下の方のコマで
空から降りてきた精神病患者服の
ジョーカーに普通に新聞を渡してしまう
新聞売りの若者が謎です。
風船の乗り物が出たので、
次は面白い別の乗り物を紹介。↓
ジョーカーモービルという
ジョーカーの愛車。
フロントが怖いジョーカーの顔になってます。
機関車トーマスみたいに
森本レオの声のナレーションで
「ジョーカーは今日もジョーカーを乗せて街を走った・・・」
て映像が頭に浮かびます。
ジョーカーは自分大好きですね。
・・・にしても怖い。
ジョーカーは化学の知識が豊富です。
盗む事もありますが、
自分で毒を作ってしまえます。
2種類のガスの組み合わせ、
まず、ターゲットに
ガスAを撒いて吸わせておき、
大勢の人間が居る中で
ガスAを吸っていた人間だけに
効果が発生する毒ガスBを
作って、ターゲットのみ
殺してしまうという方法。
他の人達は何とも無かったのに
なぜ、被害者だけ死んでしまったんだ?
という毒ガスを作ってしまえる程の
天才です。
ジョーカーは
「何時何分にお前を殺してやる。」
と時間予告をして犯罪を行うそうです。
それまで何ともなかったのに
突然、時間になったら笑い出して
死んでしまうというような事も
出来てしまうそうです。
こちら↑はトゥーフェイスに捕まり、
電気ノコギリで真っ二つにされそうな
ジョーカー。胸の黄色い↑花びらの花飾り。
ここにジョーカーは様々な物を仕込んでいます。
この時はポンプを使って酸を出し、
縛っているロープを溶かして、
脱出しました。
楽屋の控え室のような鏡の前で
化粧をするジョーカー。
鏡に貼ってあるメモに注目。
TODOリストのような事が
書いてあります。
-GET THE DIAMOND(ダイヤをゲット)
-KILL THE BATMAN.(バットマンを殺す)
-ORDER SUSHI(スシを注文)
寿司を注文しています。
ジョーカーは海老が好きなのか、
海老を食べるシーンが多いそうです。
鏡に貼ってあるバットマンの写真と
写真にされたキスマーク。
バットマンへの愛に溢れています。
ハーレイ・クインの写真も。
「I LUV A PUDDING.」
(プリンちゃん大好き)
あと、自分の事を
ピエロと思い込んでいるからか
攫った子供でも普通にあやそうとします。
風船を使ったり人形を使ったり。
ハーレイクインの事には基本的には
興味が無いジョーカーですが
ハーレイクインの為に
誕生日プレゼントのネックレスを強盗し、
お祝いパーティを催した事があります。誕生日ケーキを囲って
みんなでお祝いし、
ハーレイが蝋燭を吹き消した後、パーティに列席した仲間を
銃で皆殺しにしてしまいます。
蝋燭吹き消すテンションなんですかね。
たまたま、背が低くて
銃弾が当たらなかった者だけは
気が晴れたからか、
殺さなかったりもします。
気紛れに恐ろしい事をしてしまう
ジョーカー。
この後、この小人の男は
ジョーカーに忠実な小間使いの
ようになります。
ジョーカーは選挙に出馬していた事もあります。
「俺に投票しろ、さもなくば俺は貴様を殺す!」
有無を言わせぬ二択。
床屋で、剃髪したジョーカー。
真顔で目をキュピーンてさせて一言
「トリートメント、必要だと思う?」
基本的にジョーカーはあんまり
ギャグが面白くはないんですが、
このネタは少し気が利いていたかも
という事で、紹介して下さいました。
ジョーカーが面白くなるのは
基本的にはリアクション芸の時。
自発的に仕掛けてきた笑いは
あまり面白くないそうです。
失敗したり、焦ってるシーンは
笑えるのだとか。
出川さん、ダチョウ倶楽部的な
方だったんですね。ジョーカーは。
劇中でもジョーカーだけしか
笑っていない時が多いのだとか。
殺されるとヤバいから愛想笑いする
時くらいだそうです。
こちらは、どうやったのか手段は
置いておいて遂にジョーカーがバットマンを
捕らえてしまった時のエピソード。
バットマンは鎖で巻かれて逆さ吊りに
されてしまいます。身動き出来ないバットマンに
まずは手始めに
手袋を取ってしまおうとする
ジョーカー。
すると、感電して
電撃を全身に浴びてしまいます。
関節が完全に伸びきったこのポーズ。
素晴らしくいいリアクションです。それならばと次は
ブーツを外そうとするジョーカー。
今度は超音波が発せられ、
またもいい感じに
後ろに吹き飛ぶジョーカー。
ならばならばと、
今度は様々なガジェットが
入っているであろう、ベルト、
こいつを取ってやるぞとボタンを
押して外そうとすると、
その中には爆弾が仕込まれており
またも派手に後方へ
吹き飛ばされるジョーカー。
凄い3段落ちです。
過激なドリフのようだと
斉藤さんは形容していました。
オバちゃんの笑い声付きで
見たい所です。
バットマンは
何一つしてないのに
ボロッボロになってしまった
ジョーカー。
「もういい!
マスクを取って貴様の正体を
明かし、世間にバラしてやる!」
とマスクに手をかけた途端、マントがバッと開き、
バットマンの全身を包み隠し、
繭状態になってしまいます。煙幕が噴出し、その隙に
縛っている鎖から脱して
ジョーカーの前にヌッと
現れ、ジョーカーをワンパンで
倒してしまいます。
次はジョーカーの
ミスディード(悪行)の数々の
紹介です。
まずは薬を使って
笑いながら殺してしまう殺害方法。殺害予告時間に
急に笑い出す犠牲者。
そのまま二人とも↑↓
笑って死んでしまいます。
↓こちらは少し地味なやり方ですが、
道路の中央の白線をペンキで塗り変えて、
暗くて道が分からなくなっている所を
運転手が走る方向を誤らせて事故を
起こそうとする犯行。暗くて周囲の様子が
よく分からなくなっている為、
まんまとジョーカーの策にハマり、
車は崖から落下してしまいます。
ユニークな犯行ですが、犠牲者は普通に
死んでしまいます。
次の犯行はこちら↓ニュースキャスターが
ジョーカーの犯行予告時間を
報道している所を、急に笑いだし
顔が笑った状態で硬直して
真っ青になり、そのまま死んでしまいます。そのまま倒れるキャスターの
背後から現れたジョーカー。
カメラの前で
犯行予告をします。カメラの前で
銃を撃っちゃったりします。
ジョーカーはカメラやテレビに
映ることが大好きだそうです。
次の犯行↓
こちらは郵便局での事件。
切手を使った犯行です。
切手のノリに、毒が混入されており
切手をなめて貼った人はみんな
笑いながら苦しんで死んでしまいます。
何とかして欲しくば
交換条件を飲めと
脅迫の為に無差別に切手に
笑気ガスの毒を仕込んで
ジョーカー。
こちらは↑
ジョーカーが捕まった後なんですが、
捕まえた後も笑気ガスのノリ付き切手の
流通は止められず、犠牲者は出続けてしまった
というページです。
ネズミすら容赦なく笑って死んでしまっています。↑
次の悪行はこちら↓
ある日、
空にジョーカーの顔をした
気球が飛んでいました。
ヘリに乗ったゴードン警部が
威嚇射撃をしろと命じた所、
銃弾が当たってしまいます。
すると、飛行船が破裂!!
中から大量のガラス片が
飛び出して下に居た人々を襲います。
更にそのガラス片の全てに
笑気ガスが付着しており、
傷つけられた人々は笑顔で
死んでしまいます。
ジョーカーによる完全な
無差別大量殺人でした。その様子を舞い落ちるガラス片の中
離れた場所で安全な傘の下で
双眼鏡越しに犯行現場を
見物するジョーカー。
最悪ですね。
↓次の犯行はこちら
ビルに一般人を逆さに吊るし
それを射撃の的にして発砲する
ジョーカー。
そこへ救出に駆けつけるバットマン。
一人一人、吊るされていた人を
助けます。
ですが、最終的にビルを爆発して
全員殺してしまいます。
ジョーカーは愉快そうに爆笑して
眺めています。
最悪ですね。
↓次の悪行はこちら「ラッフィング・フィッシュ」
というタイトルのお話。
ある時、バットマンが
パトロールしていると
漁師がバットマンに
話しかけてきます。
「見てくれ。獲った魚に全部
ジョーカーみたいな
笑い顔が描いてあるんだけども。」
一方、別の場所、別の時刻にジョーカーがある特許事務所に
訪れます。例によって笑いながら。
「魚の顔に俺の顔が付いてるから
アレに特許をくれ。」
と要求してきます。禿げた事務所のオジサンは
「あの~自然物に特許は
付けられないんですよ。
と返答します。
基本的に特許って作った物しか
付けられないですしね。
「そういう事には私、
受付け出来ないんです。」
と言ってジョーカーには
お引取り願ったのですが・・・
やはり、このオジサンは
何も悪くないのに
ジョーカーに笑気ガスでやられ、
死んでしまいます。
この人は先述した、
異なるガスを掛け合わせて
吸った事で死んでしまった
犠牲者です。
↓次は映画監督ジョーカーの悪行です。
ジョーカーは映画監督を
やった事があります。
「デス・オブ・バットマン」
というタイトルでバットマンの死を
題材に映画を撮ろうとしました。
撮影方法は基本、盗撮です。
犯罪者をバットマンが捕まえる所を
撮って、それをドキュメンタリーに
しようとするという方法です。
ですが、タイトルが
「バットマンの死」なので
バットマンは最後、死なないと
いけません。合法的にスポンサーから
お金を貰いつつ、贅沢に
役者も雇って使いつつ、
最終的にバットマンを殺す
所を撮影しようとするんですが
途中で、ジョーカーは
「何か・・・面白くないな」と
不満を漏らします。↓そこで思いつきで急遽、
映画の山場を作ろうという事に
なりました。
それは・・・
ロビンをビルの窓から
突き落としてしまおうという
メチャクチャな発想でした。
そこをバットマンが
救いに来てくれるのですが。
「俺の脚本と違うじゃないか!!」
とカメラマンをどつくジョーカー。
カメラマンも理不尽ですね。
こちらはハーレイクインと
ジョーカーのやり取りについての
エピソードです。↓
ハーレイはいつもバットマンばかり
追いかけるジョーカーに嫉妬してしまい、
バットマンが居なかったら
自分の事を好いてくれるかもしれないと
考えて、ジョーカーのバットマンに
仕掛ける犯行計画書を盗んで
勝手にハーレイだけで実行してしまいます。
計画通りに実行したら成功し、
バットマンを捕らえ、
ピラニアだらけの水槽の上に
逆さ吊りにしたのですが・・・
「私の可愛いプリンちゃん!
あたし上手いことやったでしょ!」と
愛しのジョーカーの元に
駆け寄ると、どつかれてしまいます。
「何、勝手なマネしてんだ!!
俺のバットマンだぞ!!
俺がやらなきゃ意味無いだろが!」
と怒鳴ってキれ、カジキマグロで
ハーレイをぶん殴ってしまいます。勢いで窓を突き破ってしまう
ハーレイ。
絵柄がコミカルなんで
この作風のギャグ漫画だったなら
タンコブ作って
「あいたた。テヘペロ」
チャンチャン。てなりそうですがハーレイは深刻な重傷を負って
立ち上がれない状態になってしまいます。
そんな怪我を負ったハーレイの事など
顧みもせず、ジョーカーは
吊るされたバットマンに駆け寄り、
彼を解放してあげます。
ところが、ジョーカーはここで
はたと心変わりします。
「待てよ。今、ここで俺が
バットマンを殺せばいいんじゃないか?」バットマンを狙って
銃で撃ちますが、
バットマンは身をかわし、
弾丸は背後の水槽に
当たって水槽のガラスが
砕け、中からピラニアが
一杯入った水が溢れ出てきて
しまいます。
こうしてまた、バットマンは
ジョーカーを無事、
やっつける事に成功します。
ハーレイにはひたすら辛く
当たるジョーカー。
ハーレイが可愛そうな
エピソードでした。
↓次のジョーカーの犯行「あ~!いい犯罪計画が思いつかん!」
スランプで苛立っているジョーカー。
一方で、その時、
バットマンと
バットマンファミリーの仲は
とても良好な状態でした。
ロビンやキャットウーマンと仲良く
犯罪を解決している様子が
新聞に掲載されているのを見て
ジョーカーは「これだ!」
と新聞を破きながら
犯行計画を思いつきます。
バットマンやロビンたちを
縛り付けて捕らえ、
キャットウーマンも捕まえて
檻に入れ連れ去ってしまいます。
連れ去ったキャットウーマンを
洗脳装置に縛り付けて
洗脳してしまいます。
「お前は元は悪い奴だろが!
何、いい奴ぶってるんだ!」
と、ヴィランだった頃の
悪いキャットウーマンに
戻してしまうのです。洗脳は成功し、
キャットウーマンは
この時、バットマンと
付き合っていたのにも
関わらず、
バットマンを敵視し、
攻撃してくるように
なってしまいます。
バットマンを独占したい
ジョーカーの仲良くしてる
バットマンファミリーを
引き裂きたくて行った
犯行なのかもしれません。
↓次のジョーカーの悪行
「キリングジョーク」から。
ゴードン警部の
弟夫婦には娘が居ました。
ですが、弟夫婦が事故死した為、
その娘を養女として引き取りました。
「バーバラ・ゴードン」と言います。
何と、別れた「奥さん」の名前も
「バーバラ」といい、
息子も居るんですが、
ゴードンの浮気で別れたため、
この時は「養女」のバーバラと
二人で暮らしている
という状態のようです。
ゴードン警部の邸宅で
二人で仲良く過ごしていると
インターホンがなります。
玄関にバーバラが出ると・・・ジョーカーがそこには居り
いきなりバーバラの腹を
銃で撃ってしまいます。
バーバラは後方に吹っ飛び
ガラスのテーブルを壊し
倒れてしまいます。バーバラに撃たれた弾丸は
腰を貫通して脊椎を損傷し、
彼女を二度と立てない身体に
してしまいます。実は、バーバラは
バットマンのサイドキック、
バットガールとして
活躍していたのですが、
それも出来なく
なってしまったのでした。
車椅子生活を余儀なくされた
バーバラ・ゴードンは、
「オラクル」という
アイデンティティを持ち、
「バーズオブプレイ」という
ヒロインチームの中で
通信係のような役割で活躍します。
今度、映画化される
ハーレイクインが主人公の
同名映画でも彼女は
この「オラクル」として
登場するそうです。
このバーバラの悲惨な件に関し、
バットマンはジョーカーを
ボコボコにして歯を折って
報復してやったりもします。
↓こちらはゴードン警部の元同僚で
2番目の妻、サラ・エッセンのエピソード。
ジョーカーを逮捕すべく
追いかけているサラ。
トランシーバーでゴードンに
連絡を取りながら単独で
ジョーカーが逃げた先を
追い続けていくと・・・
託児所のように
大勢の赤ん坊が集められた
場所に辿りつきます。
人質のように
赤ん坊を盾にしていたジョーカーは
いきなりサラに向かって
抱えていた赤ん坊を放り投げます。
落ちないよう慌てて
抱き上げるサラに向かって
ジョーカーは銃を撃って
殺してしまいます。
この殺人はジョーカーの
犯罪計画にはありませんでした。自分の計画に無い無駄な
殺生をしてしまった事が
納得がいかず、
「俺はこんな殺しは好きじゃない」
といった表情をするジョーカー。
カオスは好きだけど
予定外の事態とはいえ、
弱者に付け込むやり方を取るのは
難問に挑むほうが好きな
ジョーカーにとっては不本意な、
あまり好きではない行為って事
でしょうか。
↓今度は二代目ロビンのエピソード。
バットマンのサイドキック
初代ロビンこと
ディック・グレイソンは
成長してバットマンの元を離れます。
その後、
ジェイソン・トッドという少年が
二代目ロビンとなりました。
彼は自分の事を、みなし子だと
思いながら生きてきました。
ただ、実の母親らしき人物を
見つけられそうになり、
彼は探索を始めます。
そのうちに
3人の女性の候補が
出てきたのですが
1人目は違いました。
2人目を追い、中近東はイランに
ロビンはやってきます。
そこで医療に従事する
女性と出会います。
ロビンはその人こそ
自分の母親に違いないと
確信します。丁度、この時、
中近東ではジョーカーが
ある犯罪計画を立てており、
兵器を使って悪だくみを
企んでいました。
バットマンとロビンで
止めようとするのですが
バットマンファミリーが
大嫌いなジョーカーは
部下を使ってロビンを
はめてやろうと考えます。
ロビンが母親らしき人物を
尾行していると
ジョーカーと一緒に居る所を
目撃してしまいます。
ロビンが二人の近くに
行こうとすると突如、
ジョーカーの部下に
背後から殴られ、
ジョーカーも
バールでロビンを殴り、
ボコボコにします。
気絶してしまう、ロビン。実は、ジョーカー達に
殴られる前、
この医療に従事しているという
母親が薬の倉庫と言っていた
場所があったのですが、
実際に入ってみると、そこは
武器ばかりの倉庫でした。
ロビンが追う母親は
ジョーカーの組織と
グルだったのです。
彼女は医療薬が欲しいあまり
ジョーカーに倉庫を貸し、
協力してたのです。
この後、母親のほうも
捕らえられてしまい、
半殺し状態のロビンと一緒に
柱に縛られて倉庫に
閉じ込められてしまいます。↓二人の傍には時限爆弾が
仕掛けられ、爆弾のタイマーが
残り少ない時間を
カウントしています。
騙されていたのにも関わらず、
ロビンはこの母親だけでも
戒めを解いて逃がそうとします。タイマーの数字が↑
刻一刻と減って行く中
必死で倉庫の出口に向かい、
逃げようとする二人!
タイムアタック!
自由になった母親は
ぼろぼろのロビンを座らせ
「ドアを開けてくるから
ここで待っていて」と告げ
開けようとするのですが!
何と、ドアに
鍵がかかっており出られません!
バットマンも赤いトラックに
乗って駆けつけるのですが
タイマーのリミットは
容赦なく近づいていき、無常にも二人の居た倉庫は
大爆発!!
トラックで駆けつけたバットマンも
間に合いませんでした。
さあ!次回!どうなるか!!大変、珍しいケースなんだそうですが
この後、ジェイソン・トッドが
無事か?駄目だったか?
ファンのみんなに電話投票で
決めましょうという展開になります!
これまで投票で展開を
読者に委ねるという事は
あると言えばあったそうですが、
生死の行方を委ねるというのは
これが始めてだったかもしれない
という事です。
結果、どうなったか?残念ながら死にました・・・。
そもそも何故、
こんな電話投票なんてしたのか?
実は、この二代目ロビン、
メチャクチャ人気が無かった
そうなのです。
ファンは初代の
ディック・グレイソンが
好きだったようで、
バットマンの売上げが
どんどん下がっていって
しまっていたのだそうです。
そこでファンに
二代目のロビンを継続させるか
電話投票でたずねることに
しようという事になったのです。
(因みにロビンは三代目も
居るそうです。)
この二代目ロビンの死は、
スパイダーマンのベン叔父さん
バットマンの両親と同じように
絶対に生き返らないキャラだろう
と言われていたそうです。
・・・復活するんですが。
この件はいつかまた
柳生さん、機会があった時に
お話したいと言って下さいました。
実は、このエピソード、
電話投票でロビンの無事が
望まれていた場合に備えて
生き残ったバージョンの
原稿もあったそうです。
後に、こちらも発表された
そうです。
ファンが殺した
二代目ロビンのお話でした。
アナザーバージョン
という事で、少し変り種の
ジョーカーのご紹介。
こちらは↑「スーパーサンズ」
スーパーマン、バットマンの
息子が出てきて活躍するお話。
この表紙の後ろの方に
ジョーカーの息子が居ます。
緑の髪、白い肌の少年が居ですね。レックス・ルーサーの息子に
虐められているジョーカーJr。
こちらはチャンピオンREDで
DC監修のもと連載していた
「バットマン&ジャスティスリーグ」
(全4巻)
女流作家、手代木史織先生による
ジャスティス・リーグです。
こちらにもジョーカーが登場します。少女コミックのような
テイストで、ヒーローが
美しくてカッコいいです。
イケメンなジョーカー。
狂気をしっかりはらみつつも
女性からも人気が得られそうな
作風ですね。
プレゼンで使用された画像は
英語ですが日本の秋田書店から
出版されてるので、日本語でも
読めます。
↓こちらは40年後の未来のジョーカー
アニメでは
「バットマン・フューチャー」
コミックでは
「バットマン・ビヨンド」
というタイトルの作品だそうです。
この世界ではバットマンこと
ブルース・ウェインは
90歳位の高齢者です。↑ジョーカーも高齢な為、
ロボットに搭乗して
ヴィラン活動を行います。
この赤いマントを広げているのは、
アイアンマンのように機械のスーツを
身にまとって戦うバットマンの
後継者となったヒーローだそうです。
3コマ目でジョーカーはコクピットで
レバーを握り、ロボを操縦していますね。
白髪のブルースウェインと
ジョーカー。高齢者になり、
額が禿げ上がっていても
激しい戦いを繰り広げる二人。
ジョーカーはこんな歳になっても
バールが好きなんですね。
どっちもアルフレッドみたいな
状態で戦います。
バットマンにバールを
取り上げられて腕に刺されてしまう
ジョーカー。
いい年こいて無理するから
お爺ちゃんジョーカーは
心臓発作を起こして倒れてしまいます。
バットマンの
攻撃にやられてではなく
自らの体調不良で倒れてしまうのが
悲しいです。
やはり、バットマンは殺しを
信条として行わないので
このジョーカーの死は
バットマンによるものでは
ありませんでした。
ジョーカーも
引退していたのですが
バットマンがヒーロー活動を
再開すると聞いて
ヴィラン活動を復活させた所も
あったのですが・・・。
ただ・・・この物語の
最後のページを見ると・・・謎の人物がジョーカーの遺体を
持ち出して行きます。
最後に「プリンちゃん。」
という台詞を残して。
これはハーレイ・クインなのでは?
きっと彼女も80歳くらいの高齢者
なはずです。
THE END?
とクエスチョンマークを付けての
ジ・エンドですので、
ひょっとしたらジョーカーは
まだ生きてるのかもしれないですね。
このシリーズも
まだ続いているそうです。
↓こちらは「コンバージェンス」
というシリーズのコミック。「コンバージェンス・ワンダーウーマン」
ジョーカーは吸血鬼になっています。
やる事はいつもと同じ。
大量虐殺だそうです。
↑「バットマン・ダークジョーカー ザ・ワイルド」
というタイトルの作品中のジョーカー。
ここでは、彼は魔術師になっています。
↑エルスワールドと呼ばれる
ヴィクトリア朝時代のゴシックな雰囲気の
世界の中のジョーカーだそうです。
↓バットマンが
グリーンランタンに選ばれた世界のコミック。バットマンのサーチライトが
バットシグナルではなく、
ランタンマークになり、
胸のマークもランタンマーク
になってます。この世界では
グリーンランタンのライバル
「シネストロ」がジョーカーになります。
映画版でも最後、ヴィランに寝返ってしまう
キャラクターですね。
↓「ジョーカーマスク」「マスク」いう映画に登場した
マスクと共演したジョーカーの
コミック。
このコミックでは
マスクになるのはジョーカー。HA!と声を上げると
擬音がそのまま立体化し、
それを武器にジョーカーは
戦います。
ジョーカーと大変
相性が良さそうなマスクですが
こちらのマスクは
映画版と違い、バッチリ
人を殺してしまいます。
↓こちらは「ルーニートゥーンズ」の世界のジョーカー
ワーナーのアニメの世界に入ってきた
ジョーカー。
ダフィ・ダックと共演しています。
最後はギャグ漫画っぽく
バスが突っ込んできて
ジョーカーは
轢かれてしまいます。
ブラックジョークキャラなので
いろんなギャグキャラと
親和性が高いみたいですね。
↓スーパーマンの話の中で
皇帝になったジョーカー。
スーパーマンに登場する
Mr.Mxyzptlk
(ミスター・ミクシィズピトルク)
という五次元人キャラクターが
居るのですが、
彼は神にも等しい力を持っており
何でも出来てしまう為、
よくその能力を悪戯に使ってしまいます。
その力でジョーカーを
宇宙の皇帝にしてしまったというのが
こちらのお話。
「エンペラージョーカー」というお話。
「世界の全てが彼の独擅場に!」
宇宙中がジョーカー色に
染まってしまい、全てがジョーカーな
状態に。彼のやりたい放題です。
1話完結の話ですが、大変に面白い
お話だそうです。
やっぱり、こうやって
犯罪を行っているより、ふざけてる
ジョーカーの方が面白いみたいです。
↓こちらは「アース22」という
異なる世界線で、主義に反し、
遂にバットマンはジョーカーを
首の骨を折って殺してしまった
衝撃のシーン。死んだ時にジョーカーの口から
謎の煙が出ました。
化学知識を生かした
ジョーカーが発明した
毒ガスでしょうか?
この煙を吸ったブルース・ウェインは
何と、ジョーカーになってしまいます!
この煙はジョーカーが死んだ時にしか
発生しないガスで、ブルース・ウェイン
にしか効き目が無いガスなのです。
タイトルは
サイレント映画「笑う男」でも
触れたあの題名。
「Man Who Laughs」(マンフーラフス)
あのタイトルがこの作品に使われます。
このバットマンは完全にヴィランだそう。
・・・で、この世界にはコレとは別で
バットマンもちゃんと出てきます。
ブルース・ウェインのバットマンが。
斉藤さんも「え~!どゆこと~?」
と混乱状態に陥りましたが、
このお話では、全員、
悪のバットマンになった
ジャスティス・リーグが
登場するそうです。
ロビンなどサイドキック達が
全員、フラッシュのような
バットマンになったり、
グリーンランタンのような
バットマンになったりします。
アース22は
笑う男バットマンが悪の支配者と
なった世界で、正義のバットマンが
倒しに行くという話に
なっているそうです。
どういう事か正直、
私もよく分かってないので
邦訳版が3冊くらい
出ているみたいなんで
今度読んでみたいと思います。
シリーズとしては
「バットマン・メタル」
というシリーズだそうです。
もしも、バットマンが
ジョーカーとなり、
悪の帝王だったら?という
お話。
ひたすら面白いそうです。
というか、絵はマジで凄く
冗談抜きでクソカッコいいし、
パラパラ手にとって捲ってみた所、
一大クロスオーバー大作といった
大傑作ぽいので、
少し難しそうですが
絶対、読もうと思います。
↓次は「バットマン・ホワイトナイト」
ジョーカーはいつものように
バットマンに捕まりますが、
少し、いつもと違う挑発の言葉を
ぶつけてしまいます。
バットマンにボコボコに殴られながら
「ゴードン警部を始め、
お前の周りの人々は
全員、不幸な目にあっている。
本物のヴィランは貴様じゃないのか?
バットマン?!」
ジョーカーは薬品工場に逃げ込み
そこで捕まったのですが、
先ほどの挑発的なジョーカーの
言葉が、何か認めたくないものの
一理ある側面を何処か突かれて
刺さってしまったのでしょうか、
傍にあった向精神薬の薬を
ジョーカーの口の中に大量に
ぶち込んで無理やり
飲み込ませ、窒息させてしまいます。
この薬を飲んだ事で
ジョーカーにどんな効果を
もたらしたのか?
なんと狂人ジョーカーを
正常な男にしてしまいます。
天才的頭脳はそのままに。
因みに
彼の本名はこの世界では
「ジャック・ネイピア」
と言います。正常な状態で天才的頭脳を使用し
大量の書物がある部屋に篭り
一晩で法律の事をマスターして
しまった、元ジョーカーこと
ジャック・ネイピア。彼は正常な精神状態で
バットマンの正義の行いと
称した違法行為を告訴すると
数々の学んだ法律用語を
駆使して法廷で戦う決意を
話します。
知能が恐ろしく高い事を
知っているゴードン警部は
戦慄します。しかも、彼はその後、
議員になり、政界に乗り出します。
法に則って
正常な思考で
これまでの通常営業で
正義のヒーロー活動は
違法であると訴えて
攻撃してくるジョーカー。
これまでバットマンを
ヒーローとして応援していた
読者に疑問を投げかけてくる
ストーリーです。この後、更に、
ジャックネイピアは
格闘術を学んで強くなり
格闘技でバットマンに
戦いを挑んだ結果、
何とバットマンを倒して
しまいます!!記念すべきジョーカーが
バットマンを倒してしまった
コミックの1コマ。
ジョーカーは
正常になる事ではじめて
バットマンを倒せてしまったのです。
しかし、彼は
「自分は正常な状態で
バットマンに会いたかった。
だが、いざ実際に会ってみたら
何故、こんな事に
なってしまったんだ。」
と言って倒してしまった
バットマンを前に一人、
顔を覆って嘆きます。
この後が更に面白くなるそうで、
いろいろなバージョンのジョーカーが
登場するコミックに目を通した
柳生先生が、これが一番、面白かった!
とおっしゃっていました。
これは邦訳版が出ていますので
買って読むしかないですね。
「バットマン・ホワイトナイト」
↓お次のジョーカーエピソードはこちら雷鳴が轟く中、
子供が怯えている横で
何やら自分の狂気の世界に
陶酔している様子のジョーカーが居ます。
攫った子供を救うべく
アジトにやってきたゴードン警部。
部屋の入口の影から
様子を伺うと、身動き出来ない
状態にした子供に銃を構える
ジョーカーらしき人物の影が。
「HUHUHUHU」
人影からも
笑い声も漏れ聞こえてきます。
子供を救うべく飛び出して
発砲するゴードン警部。しかし・・・銃を構えているように
見えた人影の正体は
コートを着せられていたので
分からなかったのですが、
椅子の上に立った状態で
足を縛られ身動き出来なく
された女の子でした。
銃も構えた状態で動けなくされ
口にもテープが貼られていた為
うめき声が笑い声のように
聞こえていただけだったのです。
罪の無い子供を
射殺してしまった
ゴードン警部は慌てて
駆け寄りますが
そこへ背後からジョーカーが
ナイフで襲いかかり
ゴードンの喉を切り裂いて
しまいます。バットマンも駆けつけたのですが
時既に遅し、惨状を見て
彼が何と叫んだか?「マーサ!!!」
マーサ。この名前はバットマンの
母親の名です。
映画「バットマンvsスーパーマン」
にも登場したあのお母さんの名前。
何と、このバットマンは
トーマス・ウェイン。
正史世界のバットマンこと
ブルース・ウェインの父親です。
どういう事か?
この世界では、
「怪傑ゾロ」の観劇後、
帰宅するウェイン家の3人の前に
現れた犯罪者「ジョー・チル」
が殺したのは
ブルース・ウェインの両親でなく
幼き日のブルース・ウェインの
方だったという事なのです。
この世界は
トーマス・ウェインと
マーサ・ウェインの二人が
生き残った世界だったのです。
実は、これは
「フラッシュ・ポイント」という、
フラッシュが不可抗力で
世界を改変してしまった世界の
お話だったのです。
この後、なんと
マーサは自分の息子を殺した
ジョー・チルをハンマーで
殴り殺します。落ち着いてから
奥さんのマーサはずっと
落ち込み続け暗い顔を
しているので夫のトーマスは
息子の死から早く立ち直って
欲しかったのかもしれないですが
「ずっと暗い顔じゃないか。
少しは笑顔でいたらどうなんだ。」
と言ってしまいます。
女性には今、これ一番
言ってはいけない言葉ですよね。
「ジェシカ・ジョーンズ」や
「キャプテン・マーベル」見た
アメコミ映画や海外ドラマのファンは
こんな事言っちゃダメ!
トーマス・ウェインが
ジョー・チルの死を知らせに
家に戻って来ます。
「ジョー・チルの奴が
殺されたらしいぞ!」
でも自分が犯人の
マーサは「知ってるわ・・・」
とポツリと言い、
振り向くと
その顔は口裂け女状態に!
「あなたがいつも笑ってろ
って言うからそうしてあげたわ。」
ブルース・ウェインの
死をきっかけに気がふれてしまった
マーサ。この口を裂く事で
この世界線でジョーカーと
なってしまうのでした。
このエピソードに関しては
何の救いもありません。
結末もマーサの自殺によって
幕を閉じるそうです。
バットマンの秘密基地
バットケイブに
崖になっている所がありますが
あそこから夫の見ている前で
身を投げて
死んでしまうそうです。(涙)
↓暗い気分を取り直して、ジョーカーのトリビア!
こちらは↓アナーキーというキャラクター
彼は生理学的に見ても
ジョーカーの息子だそうです。
誰との子かは
まだ不明だそうですが
今の所の最有力候補は
「キリングジョーク」の時の
感電死してしまった奥さんの中に
居た子供なのではないか、
とされているそうです。
↓ジョーカーには娘も居ます。「ジョーカーズドーター!」
見た目が完全にジョーカーですが
これれっきとした女性です。
彼女は何と
10代の若者ヒーローチーム
「ティーン・タイタンズ」の
メンバーだそうです。
あのロビンが居るチームですね。
イタズラばかりするので、
みんなからは嫌われている
ようですが・・・
彼女はジョーカーの娘と
名乗ってますが、実際には
違います。
「デュエラ・デント」と言って
トゥーフェイスの娘です。
ただ、
このトゥーフェイスの娘か
どうかも本人が言ってるだけで
本当かどうかは不明だそう。
でもトゥーフェイスが居ると
遠くからでも「マイダーッド!」
呼んで叫んだりするそうです。
「パパー!」て感じでしょうかね。
・・・で、周りから「ノー!」って
突っ込まれるそうです。
頭のおかしい女性なので
デントという苗字も本当か
どうか分かりません。
気が狂っているので、
この後New52の世界では
完全にヴィランになります。
↓最近のジョーカーです。彼は脱獄する為に
顔の皮を剥ぎます。ドール・メイカーという
ヴィランが居るのですが
彼に頼んで、ナイフで
顔の皮を剥がさせます。壁にバチーン!!と剥いだ
顔の皮を貼り付けておくと
そのまま脱獄して逃亡します。
顔の皮が剥いでる状態だと
誰か分からなくなってしまうので
逃亡に有利だったからという
事のようです。
このアーカム・アサイラムに
置いていかれた顔の皮は
ゴッサム市警に保管される事と
なります。
剥いだ後の顔は
包帯で覆った状態だそうです。
この後、New52になった直後
位ですが、これ以降1~2年位、
彼は全く登場しなくなるそうです。
それから再登場した時の
ジョーカーがこちら↓ゴッサム市警に保管されていた
顔の皮を取り戻し、
針金で繋げて貼り付けている
そうです。先ほどのジョーカードーターも
気が狂っているので自ら顔の皮を剥ぎ、
針金で貼り付けているそうです。
登場してからは、
今迄、登場してこなかった分を
取り戻すかのように頻繁に
この姿であらゆるDCヒーローの前に
現れて犯罪行為をさまざまな場所で行う
ようになるそうです。
その後のジョーカーですが
剥いだ顔の皮がくっついてます。
彼はこれまで常人でしたが、
遂にスーパーパワーを手に入れます。
再生能力です。
ゴードンの家にジョーカーが
訪れました。
ジョーカーを撃退すべく
ゴードン警部はジョーカーの胸に
銃を撃ちます。
確かに銃は当たった筈。
ですが・・・
ゴードン警部の背後に
立つジョーカー。
銃で撃たれても再生し、
生きていたのです。
撃たれても死なない
超回復能力を
手に入れていたのです。
これは、ある別のキャラクター
が開発したクラゲの回復能力を
応用して作られた薬の力です。
最悪なヴィランの爆誕です。
↓こちらは、
そんな不死身なジョーカーが
死のパレードを行っています。このパレードが過ぎ去った後には
笑い死んだ人達が大勢
この場に残される事になるのです。
そんな、彼の悪行を止めようとする
人たちが居ます。
バットマンファミリー
そして・・・
ヴィランズ!!
ペンギン、ミスターフリーズ、
ポイズンアイビー、ベイン、
クレイフェイス、キラークロックも。
ヒーローとヴィランが共闘して
ジョーカー軍団全員と
戦うというバトルが
あったそうです。
これまで1人か2人で
共闘するとかはあったそうなんですが、
これほどの大人数で全面対決となる
ような戦いは今迄なかったのだとか。
みんな、ジョーカーのガスを吸わないよう
ガスマスクをつけて戦いに挑みます。
↓いよいよ最後のプレゼンとなるエピソード。
名作中の名作「キリングジョーク」
のラストシーンのエピソードです。
ついにジョーカーを追い詰めた
バットマン。
ここでジョーカーは
自分の行いについて
バットマンについて語ります。
バーバラの下半身を
付随にしたり、
ゴードンも捕まえ、
自分の家に連れて行き、
真っ裸にしてバーバラの裸を見せたり
俺はどんな人間でも
一日で狂気の世界に
転落するのだという事を
証明しようとしたかった。
その事をバットマンに伝えています。
なのに、ゴードンは狂いませんでした。
バットマンは
「お前の目論見は外れ
ゴードンは狂わなかったぞ、
誰もが狂うなんて間違いだ。」
と言います。
ここで、ジョーカーは最後に
ジョークを言います。
「ある精神病院から
二人の異常者が逃げ出した。
あるビルの間にそれほど遠くは無いが
飛び移らなくてはならない間隙があった。
一人は容易く向こうへ
飛び越える事が出来た。
もう一人は落ちる事を恐れ、
飛び移れないでいる。
向こうへ飛び移ったほうは
「大丈夫だ!」と言います。
「俺は懐中電灯を持ってる。
こいつでビルの間の暗がりを
照らしてやるから、お前はそこを
渡って来い!」
残されたほうの男は
「何バカな事を言ってんだ!?
どうせ、俺が渡ろうとしたら
そのライトを消す気だろう?」
このおかしいと思っている点が
おかしいのです。
二人とも狂っているから
この言ってる事のおかしさにも
気づかない。
この逸話を何故、ジョーカーは
話したのか?
この精神病院を抜け出した二人とは
バットマンとョーカーの事だと
言いたかったようなのです。
-----------------------------------------
以下は文脈から読み取れるであろう
解釈です。
そもそも、
バットマンもジョーカーも
二人は最初から気の触れた者どうし。
お前は先に「そっち」に行った。
そんなお前が、俺を正気に戻してやる、
と言っている。
だが、俺は正気になるのが
恐ろしい。だから、渡れない。
バットマンの言っている事も
懐中電灯を照らしているから
正気の世界に戻って来い
と言っているように聞こえる。
そして↑これが
最後のページなのですが、
バットマンはジョーカーの
ジョークを聞いて爆笑するのです。
バットマンは笑うような
キャラクターではありません。
基本、笑顔すらあまり見せる
キャラではないのです。
そんな彼がジョーカーと一緒に
大笑いをするのです。
「EEEEEE」という擬音は
パトカーのサイレンの音です。
その擬音に重ねるように
「HAHAHAHAHA」という
笑い声が響いています。
バットマンはジョーカーの肩に
手を置いて笑っています。
その次のコマには二人の足元が
映り、二人の間に境界線の
ようなラインが走っています。
最後のコマは境界線のラインも
笑い声もサイレン音も消え
雨の波紋だけが広がっています。
この漫画はここで終わり、
結論が分かっていないそうです。
ここでバットマンはジョーカーを
殺したのかどうかが
議論の的になっており、
原作者のアラン・ムーアも
結論は読者に委ねると
しています。
最後、二人の間に走っていた
ラインは懐中電灯の光が
消えたという事なのか。
そのラインの意味するものは
正常と異常を隔てる境界の
事なのか。
どうとも取れるし、
どうとも取る事もできない。
深く考えさせられる
ラストシーンでした。
ページ数は100ページにも
満たぬ4~50ページ程の短編ですが、
今でも名作と呼ばれるそうです。
「キリング・ジョーク」
という作品です。
これも買って読むぞ!
ここで、柳生さんが
ご自身の見解を
述べて下さいました。
ジョーカーとバットマンの
関係性についての考えです。
-------------------------------------------
ジョーカーの興味は
バットマンにしかありません。
バットマンが自分と同じ
狂人である事を
認めさせたい。
その事しか彼には
欲求が無いのです。
バットマンは彼にとって
憧れの人だから。
ジョーカーはバットマンと
同一化したいのです。
そうなる事で自分は一人で
なくなると感じられる。
バットマンが誰か
彼にはどうでも良いのです。
バットマンの正体が
ブルース・ウェインである
事もどうでも良いのです。
それが、異常な犯罪を起こす
衝動の理由になっています。
バットマンが彼を殺した時、
始めてバットマンとジョーカーは
同一の存在になれるのです。
一人じゃなくなるとか、
狂人である事を認めさせたいとか
ジョーカーは自分の願望を
吐露しましたが
彼の願いは自分の居ない
世界でしか叶わないのです。
バットマン無くして、
彼の存在する意味はありません。
そして、バットマンにとっても
ジョーカーの存在は必要です。
だから、バットマンもジョーカーも
互いを殺さないし脱獄しても
何度でも捕まえに行くし、
捕まっても何度でも脱獄します。
彼らは表裏一体の存在であり、
これからも相容れずに平行線のまま
闇に消えていったのです。
--------------------------------------------
↑ジョーカーに
とっての自分とバットマンは
恐らく、このような世界観
なのではとのことでした。
バットマンからは
こんな自分は否定したい所
なんでしょうが。
お前は俺と一緒なんかじゃない!
と否定するものの、
時々、あれ?ってなる時がある。
ここであれ?ってなってる時点で
既に、おかしいのですけども。
というのがコミックを読んでの
柳生さんの
「ジョーカーという存在とは?」
論でした。
私は、この境界線の話を
聞いていて京極夏彦の小説
「魍魎の匣」の最後の一節を
思い出しました。
古本屋の名探偵、京極堂が
魍魎という妖怪について
話すのですが、
魍魎という妖怪は境界の事だと
言います。
人が超えてはいけない
一線の事であり、
その越境はとても魅力的だから
気をつけろよ。
と警告するのです。
以上が柳生玄十郎さんの
ジョーカーのプレゼンでした!!
凄い勉強になった!
面白かったです。
2時間弱近くジョーカーについて喋り、
出し尽くしてくださいました。
↓最後に花澤歩さんの映画の歴代JOKERについてです。これまで映画に登場した
歴代のジョーカーと演じた俳優さんについて
まとめて下さいました!シン・ジョーカーならぬ
2019年の「ジョーカー」公開を見て
そういや、こういうジョーカーも
居たな・・・と何時でも思い出して
共通する所、異なる点など
比較できたらという事でまとめてきてくださいました。
バットマン・オリジナルムービー
(1966年)
テレビドラマシリーズ
「怪鳥人間バットマン」の映画版。
シーザー・ロメロが演じた
ジョーカー。
髭を剃りたくないという事で、
そのまま化粧してるので、
口元が変な感じになっているそうです。
このジョーカーは知らなかったです!バットマン(1989年)
ジャックニコルソンが演じた
ジョーカー。
ジョーカーと言えば
このタイプっていう刷り込みが
強いジョーカーな気がします。
ダークナイト(2008年)
ヒース・レジャーが演じた
ジョーカー。
この風貌のジョーカーは
映画が公開されて以降、
原作でも、そのまんま、
全くおんなじ見た目で
登場する姿が、多く見られるように
なったそうです。
このジョーカーから狂気性が
深まったのではないかと
花澤さんは感じていらっしゃいました。
このイベントの翌日、テレビで
「ダークナイト」が放映されました。スーサイド・スクワット(2016年)
ジャレット・レトが演じました。
この見た目のジョーカーは
あまり、原作では見られないそうです。
ニンジャバットマン(2018年)
一番、この中ではお茶目で
可愛いジョーカーなのではと
花澤さん。
狂気的な感じというより、
ちょっと意地悪な感じの
小学生という感じが魅力的だと
おっしゃっていました。
ジョーカー(2019年)
ホアキン・ラファエル・フェニックスが
演じたジョーカー。
ミドルネームがラファエルだったなんて!
知らなかったです。
一体、どんな映画になっているのか
気になりますね。
他にも、
アニメ版「バットマン」で
ジョーカーの声を
「スターウォーズ」の主人公
ルーク役のマーク・ハミルが
演じていた事や、
ドラマ版「フラッシュ」で
「トリックスター」という
ヴィランが出てくるそう
なんですが、こちらも
マーク・ハミルが演じている
そうなんです。
これが、もう
まんまジョーカーみたいな
キャラクターなんだそうです。
-----------------------------------------
以上で「ジョーカー」特集の
プレゼンが全て終了し、
イベントが締めくくられました。
あと、最後に
映画「ジョーカー」について
ネタバレ無しで
触れてくださったですが、
一応、監督は原作は何も参考にせず
撮影したという風に明言している
ものの・・・
「おやおや?」と意識しているように
見られる所は多々あったらしく、
このジョーカーはコレじゃない?
あの要素から来てるんじゃない?
って所はやはり一杯、あったそうです。
なので、多分、監督は原作を
読んでいるだろう。との事でした。
なんなら、あの監督は
原作のジョーカーがメチャクチャ
好きだろうという事が伺えたようです。
これまでの映画監督の中で
おそらく一番、ジョーカーを
愛している監督ではないかと
仰っていました。
なので、本当に期待して
アメコミ映画として楽しみに
観に行っても良いのではないかとの
事でした。
いろいろ他に、次回予告や
記念撮影、懇親会もありましたが、
そちらは省かせていただきます。
今回、ジョーカーという
一人のキャラクターを通してですが
DCコミックの魅力が
沢山、理解できたように思います。
しゃべんじゃーずの皆さん、
今回も本当に本当に
ありがとうございました!!
「キリング・ジョーク」
「ホワイト・ナイト」
「バットマン・メタル」
この辺りは買い揃えてしまおうかな
と思いました。
以上で、レポートを終わります。
長々と、ここまでお読みくださり、
ありがとうございました。